ハイテク化する戦場、無人機がウクライナ戦争を一変

(2022年5月23日)

2022年4月18日月曜日、ウクライナのキエフ郊外にあるホストメルのアントノフ空港で、最近の戦闘でロシア軍に破壊された世界最大の貨物機アントノフAn-225を背に、ロシア軍の無人偵察機を運ぶウクライナ軍作業員たち。(AP写真/Efrem Lukatsky)


 巨大な装甲車団を一般の道路に沿って移動させるという100年来のコンセプトは、ハイテク化した今日の戦場ではあまりにも危険かもしれない。監視能力と精密兵器の飛躍的な進歩により、軍の補給線はかつてないほど脆弱(ぜいじゃく)になっている。

 おそらく最も重要なのは、小型で安価な武装無人機だろう。無人機は戦争を根幹から変え、従来の軍事思考を覆してしまった。無人航空機は、世界中の軍隊に優先順位の再検討を迫り、突如脆弱になった部隊や車両、装備を無人機攻撃から守る技術に多額の投資を行わせている。

 戦闘が始まってからわずか11週間だが、これらは戦略家や司令官たちがロシア・ウクライナ戦争からこれまでに得た教訓のほんの一部にすぎない、と専門家は指摘する。

 これらの技術は、ロシアがウクライナで遭遇したのと同じ悲劇を米国と西側同盟国が避けるのに役立つだろう。短期間での勝利が想定されたが、収穫がほとんどない血みどろの行軍になってしまった。実際、ロシアとウクライナの戦争は、過去10年間で戦闘の性質がいかに大きく変化したかを浮き彫りにしている。

 
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