新型コロナの影響で米国で離婚が急増
(2022年5月29日)

フィラデルフィアで、無料の家庭用迅速COVID-19検査キットを受け取るために、ブロックの周りに伸びる列で待つ市住民(2021年12月20日月曜日)。フィラデルフィアは、2022年4月21日木曜日の夜、市保健当局が、感染症が急増する中、市住民が再びマスクの着用を始めなければならなかった数日後に突然方針を転換し、室内マスク義務化を終了すると発表した(AP Photo/Matt Rourke、File)。
新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)による経済的、精神的ストレスのために、米国では虐待的な関係から逃れて離婚したひとり親家庭が急増していると、育児専門家たちが先週、指摘した。
ノースカロライナ州の「シングルペアレンツ同盟」のパメラ・ディーン・ライト代表によると、法律専門家や精神衛生カウンセラーから成る同氏の組織では1月1日以降、全米の悩めるひとり親から週平均30件の電話・オンラインによる問い合わせを記録しているという。
この問い合わせ件数は、週平均15件だったパンデミック以前の倍だと、ライト氏は20日、インタビューで明らかにした。
「パンデミックによる経済的ストレスは、人間関係を引き裂き、人間の最も悪いところを引き出している。一方のパートナーが薬物で逃避しようとすることで関係を壊すことが多い」。ライト氏はワシントン・タイムズ紙にこう語った。
ライト氏は「ゲイやレズビアンのコミュニティーから寄せられる虐待の事例も増えている」とも述べた。
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