米国防総省、ウクライナへのパトリオット供与を準備

(2022年12月19日)

2022年3月25日、ポーランドのワルシャワに向かう途中、ジョー・バイデン大統領がエアフォースワンに搭乗するため、ポーランドのルツェゾフ・ジャジョンカ空港にパトリオットミサイルが見える。米国当局は、バイデン政権がウクライナにパトリオットミサイルの砲台を送ることを承認する構えであり、向かってくるロシアの砲撃を撃墜するためにより強力な武器を求めるウクライナの指導者からの緊急要請にようやく同意したと述べている。(AP写真/Evan Vucci)

By Mike Glenn – The Washington Times – Wednesday, December 14, 2022

 米国防総省は、ウクライナ全土の主要インフラを破壊したロシアのミサイルとドローンの攻撃の連鎖からウクライナを防衛するために、迎撃ミサイル「パトリオット」を供与する計画の最終調整を行っていると報じられている。

 CNNが報じたところによると、ロイド・オースティン国防長官が供与を承認し、その後、バイデン大統領が最終的に承認する必要がある。

 パトリオットは、ウクライナに提供される他の西側の兵器とは異なり、ロシアの弾道ミサイルを打ち落としたり、より遠くの目標を攻撃したりすることが可能であり、米国が保有する地対空防衛システムの中でも特に重要な兵器だ。

 国防総省の高官は、パトリオットがウクライナに提供されるという報道を公には確認していない。

 国防総省の報道官、パトリック・ライダー空軍准将は13日、記者団に対し、「きょうは何も発表することはない。われわれはウクライナのパートナー、同盟国、国際的なパートナーとの間で、ウクライナの安全保障支援の必要性についてしっかりとした対話を続けている」と述べた。

 ライダー氏は、国防総省は2月末のロシアの侵攻以来、ウクライナを支援してきた北大西洋条約機構(NATO)や他の国々が保有する兵器の中で利用できる「あらゆる安全保障支援」を調べていると述べた。

 ロシアは、地上軍を撤退させ、東部と南部で防御態勢をとる一方で、ウクライナのインフラ目標へのドローンやミサイルによる攻撃を強化した。

 ロイター通信によると、ロシアが首都キーウに対して数週間ぶりに大規模な攻撃を開始し、ウクライナ軍は14日に13機のドローンを撃墜したという。

 キーウのビタリー・クリチコ市長は、この攻撃でキーウ中心部のシェフチェンキフスキー地区が瓦礫となり、二つの行政庁舎が損害を受けたと述べた。

 ウクライナ国防省はツイッターで、「ロシア軍が自信を持って攻撃できるのは平和な都市だけだ。ウクライナはきょう、13機のシャヘド136/131ドローンのうち13機を撃墜し、テロリストの鼻柱を折った」と主張した。

 ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、冬を迎え、休暇シーズンが近づいているため、ロシアの作戦が減速するという観測を否定した。ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は今週、米国など主要7カ国(G7)メンバーに対し、クリスマスに軍隊の撤退を開始させるようロシア政府に圧力をかけることを要請した。

 ペスコフ氏は、クリスマスの停戦や撤退に関心はないと述べた。

 「そのような申し出は誰からも受けていない。この話題は議題になっていない」

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