上院ドレスコードはトランス差別 左翼活動家が反発

(2023年10月1日)

2023年4月17日月曜日、ワシントンのキャピトル・ヒルで報道陣に手を振るジョン・フェッターマン上院議員(民主党)。(AP Photo/Jacquelyn Martin, File)

By Kerry Picket – The Washington Times – Thursday, September 28, 2023

 左翼活動家が、上院のドレスコード(服装規定)はトランスジェンダーへの差別となる可能性があると反発を強めている。

 非営利団体「ディマンド・プログレス」の政策責任者であるダニエル・シュルマン氏はⅩへの投稿で、ジョセフ・マンチン上院議員(民主、ウェストバージニア州)とミット・ロムニー上院議員(共和、ユタ州)が共同提出したドレスコード決議に異論を唱えた。この決議は27日に超党派で承認された。

 決議には「上院の議場ではビジネスウエアを着用すること。男性の場合はコート、ネクタイ、スラックスなどの長ズボンを着用すること」としており、シュルマン氏はこの文言を取り上げ、「文化戦争決議」であり、「『男性』はコート、ネクタイ、スラックスを着用しなければならないということだ」と主張した。

  その上で「トランスジェンダーである場合も、決議は特定の服装を要求するのか。決議では、誰が男性とみなされるのか」と反発、女装したいという人はどうすればいいのかと疑問を呈した。

 上院民主党のトップ、チャック・シューマー院内総務が9月中旬、ドレスコードを緩和し、カジュアルな服装での登院を容認したことに共和党議員らが反発。上院は27日、ドレスコードを復活させる決議を承認した。

 それに先立ち上院では、パーカーと短パンといういで立ちで登院しているジョン・フェターマン上院議員(民主、ペンシルベニア州)への反発が強まっていた。

 上院では、上院議員やスタッフは議場ではビジネスウエアを着用しなければならないという不文律があったが、決議が承認されたことでドレスコードは成文化された。

 これを受けてフェターマン氏は議場に入るのを控え、下院の民主党議員用クロークの出入り口から投票を行った。

EV普及を急ぐバイデン氏 損失被る販売店

(2023年12月02日)

ディズニー左傾化、業績に悪影響

(2023年12月01日)

トランス競泳選手が女子記録更新、反発強まる

(2023年11月27日)

中国系ソーシャルメディア、ティックトックが若者の知性を劣化させる

(2023年11月26日)

FBI、元軍人職員を迫害か

(2023年11月17日)

3大テレビ、信頼できる情報源にテロ組織ハマス

(2023年11月15日)

トランス女子選手の訴え棄却 フロリダ州女性スポーツ法巡り提訴

(2023年11月09日)

「性別移行の危険性」保守系NPOが動画で訴え

(2023年11月05日)

AIはすでにどこにでもあるが、始まったばかりだ

(2023年11月01日)

「出産は女性だけ」性差否定する用語を禁止―アーカンソー州

(2023年10月23日)
→その他のニュース