ヘイリー氏支持者取り込み狙うバイデン陣営

(2024年4月1日)

学生ローンの債務免除について話すジョー・バイデン大統領(2023年10月4日、ワシントンのホワイトハウスにて)。共和党主導の州グループは、2024年3月28日木曜日、バイデン政権を提訴し、数百万人の借り手に対し、より早く債務免除への道を開き、月々の支払いを軽減する新たな学生ローン返済計画を阻止するため、連邦訴訟を起こした。(AP Photo/Evan Vucci, File)

By Seth McLaughlin – The Washington Times – Friday, March 29, 2024

 バイデン陣営は、トランプ前大統領の言葉を逆手に取って、共和党の大統領予備選でニッキー・ヘイリー氏を支持した有権者を取り込もうとしている。

 バイデン陣営は、トランプ氏がヘイリー氏を中傷し、同氏の支持者を見下すような発言をしたことを思い起こさせる新しい広告を激戦州で展開、トランプ氏がヘイリー氏の支持者を必要としていないことは明らかだと訴えている。

 この広告では、トランプ氏が「バードブレイン(鳥の脳みそ)、私は彼女のことをそう呼んでいる。ニッキー・ヘイリーは、RINO(名ばかりの共和党員)と連携している。とんでもないことだ。トランパー(トランプ支持者)ではない、繁栄を目指さないアメリカ人らだ」と語る動画が流れる。

 トランプ氏が、ヘイリー氏を「クレイジー」「怒りっぽい」と呼び、同氏の支持者が11月の選挙に与える影響は小さいと主張している動画も流れる。

 また、ヘイリー支持者をどのように引き寄せるつもりかという記者の質問に対し、「それほど多くは必要ないだろう」と答えている。

 バイデン氏は、3月5日のスーパーチューズデーでヘイリー氏が共和党の指名争いから脱落すると、ヘイリー氏支持者を歓迎するとアピールし始めた。

 トランプ氏の反応は複雑だった。

 ヘイリー氏支持者に自身への支持を呼び掛けたものの、それ以前には、ヘイリー氏の「惨敗」を祝い、数週間前にはヘイリー氏の選挙戦に貢献した者は全員「米国を再び偉大にする(MAGA)」運動から締め出すと警告していた。

 バイデン陣営のスポークスマン、マイケル・タイラー氏はプレスリリースで「ドナルド・トランプ氏は、ニッキー・ヘイリー氏に投票した有権者からの支持を望んでいないことを明確にしている。だから、私たちも同様に明確にしておきたい。ドナルド・トランプ氏はホワイトハウスに戻るべきでないと思っている人なら誰でも、バイデン陣営に参加できる」と述べた。

カリフォルニア州選出の共和党下院議員、ヤング・キム氏が2024年4月15日、ワシントンの連邦議会議事堂で演説を行った。(AP通信/J・スコット・アップルホワイト撮影、資料写真)

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