ウィスコンシン州 行方左右-バイデン、トランプ氏再戦へ

(2024年4月4日)

2022年8月5日、ウィスコンシン州ウォーケシャでの集会で演説するドナルド・トランプ前大統領。2024年4月2日(火)の大統領予備選で、重要なスイング・ステートであるウィスコンシン州と北東部3州の有権者は、各党の推定候補者への支持または反対を表明するチャンスを得る。有権者はまた、共和党が支持する2つの州民投票法案の行方も決めることになる。(AP写真/モーリー・ガッシュ、ファイル)

By Seth McLaughlin – The Washington Times – Monday, April 1, 2024

 米ウィスコンシン州には、有権者が共和党(赤で象徴)と民主党(青で象徴)の支持を行き来しながら、(混ざった結果)深い紫色の政治が根付いている。

 大統領選で同州は2016年にトランプ氏を、20年にはバイデン氏を支持した。上院議員には16年に保守強硬派のロン・ジョンソン氏(共和党)を選出し、18年には左派のタミー・ボールドウィン氏(民主党)を当選させた。同じ18年にスコット・ウォーカー知事(共和党)を追放したが、22年にはジョンソン上院議員にもう1期を与えた一方、トニー・エバース知事(民主党)も再選させた、という具合だ。

 24年秋にトランプ氏とバイデン氏は再び争うことになり、世論調査によればこの州は全米で最も緊迫したレースの一つになりそうだ。その結果は過去4回の大統領選挙と同様、今年のホワイトハウスをどちらが制するか、占うものとなりそうだ。

 ウィスコンシン州を拠点とする民主党のストラテジストであるジョー・ゼペッキ氏は、「私たちは先駆けて、二極化していた」と指摘している。

 国内の他の地域同様、ウィスコンシン州の都市部は青(民主党)が濃く、地方ほど赤(共和党)が濃い。

 ウィスコンシン大学マディソン校のバリー・バーデン教授(政治学)は、ウィスコンシン州を全米の縮図と見なさないよう警告する。「米国の他の地域よりも主要都市部が少なく、有色人種の有権者も少ない」からだ。しかし「大学教育を受けた白人と受けていない白人、農村部の有権者と都市部の若い専門家、黒人やヒスパニックの有権者がほぼ完璧なバランスを保っており、二大政党支持層がほぼ同数である」。

 バーデン氏は「中絶問題は民主党に有利に働いており、バイデン氏と民主党が州内で築き上げたより広範な選挙インフラも同様である」と指摘、「この州の民主党は全米でも特に資金力があり、バイデン陣営はすでに州内に数十カ所の事務所を設置している」と強調する。

 一方「トランプ氏にとってのチャンスは、バイデン氏が不人気の現職であり、トランプ氏が2万票を獲得するだけで州をひっくり返せることだ」と分析している。

カリフォルニア州選出の共和党下院議員、ヤング・キム氏が2024年4月15日、ワシントンの連邦議会議事堂で演説を行った。(AP通信/J・スコット・アップルホワイト撮影、資料写真)

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