社説


テロへの資金提供を停止せよ

(2023年10月28日)
 人類が歩んできた歴史の道筋が一筋縄でいくことはほとんどない。しかし、罪のない人々を殺した敵に報酬を与えることを拒否することは、悲しいことにわが国政府が見落としている基本的な原則である。
 バイデン大統領は、パレスチナの人々への援助を許可することで、イスラエルに戦争を仕掛けているテロ組織ハマスに資金が流れないようにすることを怠った。 →続き

米国の弱腰の外交政策がイスラエルの惨状を招く

(2023年10月20日)
 7日朝、1500人以上のイスラム過激派がイスラエル国境を越えて押し寄せ、無防備に音楽祭を楽しんでいた人々や静かな田舎町の住民に苦しみと死をもたらした。この卑劣な攻撃の残忍さは世界に衝撃を与えた。
 12月にイエメンで放映されたビデオの中で、ハマスの創設者の一人であるマフムード・アル・ザハル氏は、自らの組織の目標は、イスラエルによるパレスチナ人の扱いに対する報復を与えることだけにとどまらないと説明した。 →続き

正当なフェミニズムのために立ち上がる

(2023年10月14日)
 何事にも、それぞれ1日、1週間、1カ月という単位で記念日が設けられているようだ。9月29日は「全国コーヒーの日」であり、来年4月には「全国ワークゾーン意識向上週間」が復活し、3月いっぱいは「女性史月間」となる。
 多くの啓発キャンペーンに触発され、全米大学体育協会(NCAA)女子水泳で12度の優勝経験を持つライリー・ゲインズさんは、10月10日を「全米真の女性デー」と定め、女性(女性の外見をした生物学的な男性とは対照的)を祝福することを提案した。 →続き

ガーランド氏の高尚な言葉と低劣な行い

(2023年9月30日)
 行動によって中身を与えられた言葉と、真実に基づかない言葉がある。メリック・ガーランド司法長官は後者の達人であることを証明した。同氏は自らの就任宣誓の通りに司法省が厳格な法規範を実践していると断言する。残念ながら、高尚な言葉と行動は一致していない。
 ガーランド氏は20日、下院司法委員会に出席し、全米トップの法律家としての職務について答弁した。「司法省は米国人のために働いている」と同氏は述べた。「われわれの仕事は、事実と法律が導くところに従うことだ。われわれはそれを実践している」 →続き

民主党は弾劾調査のハードルを下げたことを後悔する

(2023年9月23日)
 民主党は、バイデン大統領のような清廉潔白な人物に対して弾劾調査を開始する正当な理由がないと下院共和党に訴えている。
 「彼らは重大な犯罪や非違行為という高いハードルに近づき始めてすらいない」。民主党のジェロルド・ナドラー下院議員(ニューヨーク州選出)は先週の声明でこう述べた。 →続き

風力への依存があらゆるコストを押し上げる

(2023年9月16日)
 物価が再び上昇している。労働統計局が13日に発表した結果によると、インフレ率は再び上昇し、8月には3・7%を記録した。
 これは、消費者が長い間感じてきた懐の痛み具合を裏付けるものだ。労働統計局によれば、過去2年間だけでも、月々の電気代は25%も跳ね上がり、一方ガソリン代は中部大西洋岸で55%も高騰した。 →続き

「バイデノミクス」が労働者階級に打撃

(2023年9月9日)
 バイデン大統領が就任した当時、労働統計局が1982~84年のドルに換算したインフレ調整後の平均時給は11・39ドルだった。現在は11・09ドルであり、バイデン氏がホワイトハウスに入って以来、米国人労働者は2・6%の賃下げに遭ったことになる。
 労働者階級が退職基金を切り崩し、請求書を支払うためにクレジットカードを使い果たす中、裁量的支出に関しては、ますます財布のひもが固くなりつつある。 →続き