米国内


教会にスパイ、FBIは反宗教的・反米的

(2023年4月20日)
 かつて米国では、キリスト教会に敬意が払われていた。ところが今、公的機関の中には、教会を疑いの目で見る人たちがいる。連邦捜査局(FBI)は、建国以来、先人たちと同じように信仰を実践する自由を希求してきた信徒らを捜査対象とする「機会」を探し求めている。これは許し難い反米主義であり、FBIの幹部を一掃する必要がある。
 FBIは憲法で定められた信教の自由を軽視してきた。FBIのこのような姿勢が改めて注目される出来事があった。10日の下院司法委員会で、バージニア州リッチモンドにあるカトリックの伝統を重んじる「聖ピオ十世会」に属する教会で「盗聴と情報収集のための新しい手段」(要するに、スパイを潜入させる)を実行する構想に関する詳細が新たに→続き

バイデン氏、政府職員を増員 NASAは削減

(2023年4月18日)
 米航空宇宙局(NASA)の人々は、バイデン大統領を怒らせるようなことをしただろうかと不思議に思っているに違いない。
 バイデン氏が提案した予算では、来年、NASAの人員の3%が削減される。他のすべての省や独立機関は、予算を維持するか、多くの場合大幅に増加しているのだから、これは奇妙なことだ。 →続き

対カトリックの諜報計画は、全国のFBIエージェントが共有している

(2023年4月14日)
 下院司法委員会は月曜日、カトリック教会とその指導者たちをスパイするという、連邦捜査局(FBI)リッチモンド現地エージェントらによる新たな計画の詳細は、FBIの全国組織に配布されていたことを明らかにした。
 同委員会が明らかにしたFBIの内部文書によると、連邦捜査局が現地の宗教団体を「情報探知や情報源の発掘のための新たな手段」に使おうとしていたということは、少なくとも一人の潜入捜査官からの情報によるものだった。 →続き

「貧困の連鎖」脱却へ福祉受給者の就労要件求める米共和党

(2023年4月10日)
 米下院共和党は、無駄な支出を抑制し、経済の人材不足を埋めるため、連邦福祉プログラムの大部分で就労要件の再確認を推し進めようとしている。
 共和党はこの数週間で、州政府が連邦政府予算による福祉プログラムの就労要件緩和を禁止する法案を提出した。また、子供のいない健常者が福祉を受給するのに働かなければならない年齢制限を49歳から65歳に引き上げることを求めている。 →続き

ヘイリー氏、国境を巡るバイデン氏の「職務怠慢」を非難

(2023年4月9日)
 共和党の大統領候補ニッキー・ヘイリー氏は3日、メキシコとの国境における混乱に対処しないバイデン大統領を「職務怠慢」と非難し、不法移民と国内に流入する違法薬物の流れを減速させたとされるトランプ政権時代の政策を復活させることを誓った。
 ヘイリー氏は、2024年の共和党大統領候補の中で初めて南部国境に足を運び、同党予備選の有権者の間で活発に議論されるテーマに自らの痕跡を残し、ドナルド・トランプ前大統領から注目を奪う機会を得た。 →続き

都市封鎖は正しかったのか-新型コロナ

(2023年4月5日)
 多くの人々が新型コロナウイルスの経験を記憶の彼方に追いやろうとしているのも無理はない。何が正しくて何が間違っていたのかを明らかにしようとすると、今や神話に近い人物となっている多くの人々が恥をかくことになるだろう。
 それでも、けじめは必要だ。私たちの安全を守り、新型コロナの蔓延(まんえん)を防ぐ責任を負っている人々は、多くの間違いを犯し、私たちの期待する成果を出せなかった。調査が必要であり、それは、単に成果を誇示するためではなく、新型コロナのようなものが再び、出現したときに備えておくべきだと考えるからだ。 →続き

生物学的男子の女子スポーツ参加を法律で禁じる州が拡大

(2023年4月3日)
 米ワイオミング州のマーク・ゴードン知事は、生物学的男子を学校女子スポーツから締め出す法案の成立を自らの署名なしで認めたが、喜んではいない。
 共和党のゴードン知事は、上院法案0133が「過度に厳格」であることを懸念しているという。約9万1000人の生徒がいる同州でトランスジェンダー選手として知られているのは4人だけで、知事はこの法案を問題を探すための解決策だと述べている。 →続き