米国内


逮捕の反中絶キリスト教徒 司法省を非難

(2022年10月26日)
 先週、武装した連邦捜査局(FBI)捜査官によって逮捕された11人のプロライフ(中絶反対派)活動家のうちの1人の弁護士は14日、司法省がプロライフを標的とした最近のキャンペーンで「キリスト教徒を怯えさせ、威嚇」しようとしたと非難した。
 ポール・ボーン氏(55)は10月5日、テネシー州センタービルの農家で逮捕され、2021年3月にテネシー州マウントジュリエットの中絶施設の外で行われたプロライフのデモをめぐって、「診療所入口へのアクセスの自由(FACE)」法違反で起訴された。 →続き

バイデン政権、学生ローン免除申請サイトのテストを開始

(2022年10月20日)
 バイデン政権は、14日夜からテスト期間として、学生ローンの免除申請手続きを開始した。免除申請サイトは今月末に正式に開設される。
 教育省の広報担当者はCNNに対し、「教育省は学生ローン免除サイトのベータテストを開始する。ベータテスト期間中、借り手は申請書を提出できるようになる」と述べた。 →続き

お金をドブに捨てた!?コロナ下での学校援助はどこへ?

(2022年10月18日)
 政府はコロナ禍による学習ロスを緩和するため、数十億ドル規模の救済金を全国の学区に送ったが、全米の学生たちは学業の遅れに苦しんでいる-火曜日に公表された研究は報告している。それによると、連邦政府からの救済規模は不充分で、救済を最も必要とした学校が救済対象に入らなかったり、政策目的に適わなかったりしていた。
 米国教育研究協会の公表したところでは、全国の学校が主に遠隔学習に起因する学習ロスに対処するため7000億ドルを必要とするが、2020年と2021年の2年間で小・中学校緊急救援基金から約189億ドルを受け取っただけだと指摘した。 →続き

84歳女性に銃撃、中絶反対派が暴力の標的に

(2022年10月17日)
 人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた「ロー対ウェイド判決」が覆されてからの数カ月間、プロライフ(中絶反対)運動が標的になってきたが、ジョアン・ジェイコブソンさんの事件は比喩ではない。
 84歳のボランティアであるジェイコブソンさんは9月20日、彼女を「右翼の変人」と呼ぶ男に肩を撃たれた。ジェイコブソンさんは反中絶団体「ミシガン州生命の権利」の一員として、ロー対ウェイド判決を法律にする住民投票「提案3」への反対で戸別訪問をしていた。 →続き

有権者のネット行動もとに選挙戦

(2022年10月16日)
 選挙運動では、ネットフリックスで見た番組、読んだ本、食べたものなど、集められたあらゆるデータを基に、その有権者が今年の中間選挙で投票するかどうか、どの候補に献金するかが判断される。
 民主党系のデータ分析企業スターリング・データはワシントン・タイムズに、これまでの行動とは無関係に、今後民主党候補者に献金する可能性のある有権者を発見できるアルゴリズムを開発したと語った。 →続き

ラテン系右派へシフト

(2022年10月13日)
 今週、トランプ前大統領は、マイアミで開催された「ヒスパニック系米国人指導者会議」の基調講演者として、「ヒスパニック系米国人遺産月間」の幕を切って落とした。これは、ラテン系の自由擁護団体、「米国第一主義政策機構」および「ビエンベニード」によって開催された行事である。トランプ氏の発言は、ヒスパニック系米国人が民主党を離れ、共和党への傾斜を続けている中、熱狂的な歓声を浴びた。
 トランプ氏は「私たちはきょうの午後、全国で最も早く成長しているグループの一つ――誇り高きヒスパニック系の保守派ら――を祝福するために集まった」と語った。 →続き

ハリス副大統領、中絶問題への取り組みが政治的運命を左右

(2022年10月11日)
 カマラ・ハリス副大統領は、不法移民阻止と投票権強化の取り組みがつまずいた後、足元を固めようと、人工妊娠中絶を中間選挙の重要な争点として盛り上げようとする民主党の取り組みを主導している。
 バイデン大統領が再選出馬しない場合、党はハリス氏を予備候補として考えており、ハリス氏にとって中絶はそのための安全な足がかりとなるはずだ。 →続き