米国内


新型コロナの影響で米国で離婚が急増

(2022年5月29日)
 新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)による経済的、精神的ストレスのために、米国では虐待的な関係から逃れて離婚したひとり親家庭が急増していると、育児専門家たちが先週、指摘した。
 ノースカロライナ州の「シングルペアレンツ同盟」のパメラ・ディーン・ライト代表によると、法律専門家や精神衛生カウンセラーから成る同氏の組織では1月1日以降、全米の悩めるひとり親から週平均30件の電話・オンラインによる問い合わせを記録しているという。 →続き

フロリダ州知事との対立受け、ディズニーへの評価が低下

(2022年5月28日)
 娯楽大手ウォルト・ディズニー社の人気は昨年、それほど高くはなかったが、フロリダ州のデサンティス知事との政治的論争を受けて、明らかにその魅力は失われた。
 「2022年アクシオス・ハリス・ポール100」が24日に発表され、ディズニーは「米国で最も目立つブランド」で65位となった。2021年から28位の下落だ。 →続き

検察、クリントン氏はFBIを「道具」として使った

(2022年5月26日)
 検察は、ジョン・ダーラム特別検察官のロシア捜査を審理する刑事裁判の初日となる17日、ヒラリー・クリントン陣営の弁護士がドナルド・トランプ氏に対する醜聞を使って「FBI(連邦捜査局)を利用し、操作し」、2016年の大統領選前に「オクトーバーサプライズ」を演出したと主張した。
 検察は、弁護士のマイケル・サスマン被告が2016年9月、ドナルド・トランプ陣営を妨害する目的でFBI当局を欺くことを意図していたと述べた。 →続き

胎児と移民との交換

(2022年5月25日)
 もっと時代が単純だった頃、歌手のバーブラ・ストライザンドさんは、絹のような柔らかな声で「人々を必要としている人々は世界で一番ラッキーな人々だ」ということを私たちに思い出させてくれたものだった。ほとんどすべての人たちはその必要性を共有している。しかし、悲しいかな、憂慮すべきやり方でこの必要性を表現している人もいる。中絶の権利を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を救うための闘いの中で、民主党員らは自身の胎児を捨て去り、その空白を他国からの代替で埋める権限を維持しようと決意を固めているのだ。望まれなかった、小さな米国人は運が悪かっただけと言わんばかりに。→続き

無制限の中絶へと進む民主党

(2022年5月21日)
 民主党は近年、中絶問題で大幅に左傾化し、バイデン大統領もその動きに同調している。
 バイデン氏は、人工妊娠中絶に反対していた過去を捨て、中絶禁止へのほぼ全面的な反対へと傾斜するベテラン民主党議員らに歩調を合わせている。30年前にクリントン大統領がこの中絶を「安全、合法、まれ」でなければならないとした指針を捨ててしまったのだ。 →続き

環境正義を神格化するバイデン

(2022年5月18日)
 政府が良いものであれば、大きければ大きいほど良い。近年、そういった考え方が支配している。バイデン大統領は、自分の政府を世界一大きくする決意をしているようだ。その目的に向かって、彼の政権は、米国人が、自然に対する無数の犯罪を一つも、絶対に犯さないようにするための新たな機関を追加した。「自由の国」の自由の命運は尽きた。→続き

マンチン氏、民主党の中絶法案を阻止

(2022年5月17日)
 上院民主党は11日、中絶の制限をなくす法案を可決しようとしたものの失敗に終わった。最高裁意見書の草稿が先週、リークされ、ロー対ウェイド判決が覆されるのは時間の問題であることが明らかになったことを機に、共和党が強気の姿勢を示したためだ。
 上院は、審議打ち切り動議の採決を行い、49-51で、必要な60票を大きく下回った。民主党のジョー・マンチン上院議員(ウェストバージニア州)は、共和党議員と共にこの法案に反対した。 →続き