米国内


AI産業の発展に水差すバイデン政権

(2024年1月3日)
 米国の人工知能(AI)産業は活気に満ちているが、専門家らは、バイデン政権が2024年に、目先の利益にとらわれて、将来の大きな利益を失うのではないかと懸念を募らせている。
 AI企業は、バイデン大統領によるAIに関する包括的な大統領令と、この新興技術を規制しようとする政権の取り組みに不満を抱き始めている。10月下旬に発令した大統領令は、AIから生じうる危険性を抑制するために、大きな影響力を持つ言語モデルのテスト結果を米政府と共有し、さまざまな規則に従うようAI開発者に圧力をかけることを目指している。 →続き

ジャック・スミス特別検察官の大いなる「反乱」の嘘

(2024年1月3日)
 ドナルド・トランプ前大統領の弁護団は、昨年末の休暇を返上し、11月の大統領選前に顧客を刑務所に入れまいと奔走した。ジャック・スミス特別検察官は、2020年の選挙結果にあえて疑義を呈したトランプ氏を罰することを求める裁判で、先週提出した書類により、弁護団と検察側双方の祝祭を台無しにした。
 特にスミス氏は、野心的で党派的な検察官が、バラク・オバマ元大統領が任命した裁判官に、トランプ氏が公判で自分に対する容疑について質問することを禁止するよう求めている訴訟で、「党派的な政治攻撃と無関係で偏見に満ちた問題」を持ち込もうとしているとして、トランプ氏を非難した。 →続き

トランス女子の対戦認める USAボクシングが新指針

(2024年1月2日)
 「USAボクシング」は2024年1月1日から、男性として生まれ、女性としての性自認を持つ選手を女子の試合で戦わせることを決めたが、それについて強い非難を受けている。
 全米を統括するUSAボクシングは、2024年のルールブックにトランスジェンダーに関する指針を追加し、性自認が女性であることを宣言し、テストステロン(男性ホルモン)を一定の基準値以下に保ち、「性別適合(性転換)手術」を受けていることを条件に、18歳以上の生物学的男性が女性と対戦することを認めた。 →続き

人と動物の絆に迫るAIペット

(2023年12月30日)
 人工知能(AI)業界はロボットがいつか人間の親友として犬に取って代わることを望んでいるが、今のところ「ファイドー」(飼い犬を指す愛称。日本のポチにあたる)は安泰だ。
 ロボット犬やロボット猫は何年も前から存在しているが、最近の進歩は、生き物のペットを飼うことができない人にとってそれらが実現可能な選択肢となっている。 →続き

グーグルの元技術者、AIの戦争利用を懸念

(2023年12月27日)
 グーグルが開発している人工知能(AI)プロジェクトは意識を持っているかもしれないと指摘し、解雇されたエンジニアが、AIは戦争を始めるかもしれないし、暗殺に使われるかもしれないと新たな懸念を抱いている。
 ブレイク・レモイン氏は2022年にグーグルのAIシステムで実験を行い、(同社が開発している大規模言語モデル)LaMDAシステムは「感覚を持つ」、つまり感情を持つことができると結論づけた。グーグルはその主張に異議を唱え、最終的にレモイン氏を会社から追放した。 →続き

休暇シーズンは納税申告よりストレス―調査

(2023年12月25日)
 米心臓協会(AHA)の報告によると「休暇シーズンは、納税申告よりもストレスが多く、『1年で最も素晴らしい時期』に健康のことが後回しになってしまっている。この調査は、あらゆる年齢層の成人が、この時期に心身の健康に気を配ることが難しくなることを示唆している」。
 数字を見てみたい。 →続き