米国内


トランス選手との対戦は「不公正」 フェンシング女子選手が議会で抗議

(2025年5月11日)
 有望な女性フェンシング選手が、生物学的な男性との対戦を拒否したためにトーナメントから追放され、嫌がらせと女子部門でのトランスジェンダー選手の増加を理由に、米フェンシング協会(USFA、USAフェンシング)の大会には当面、出場しないことを明らかにした。
 12年間競技を続けてきた元大学フェンシング選手のステファニー・ターナーさんは、7日の下院公聴会で、「公正な環境で、女性だけが競い合うことはますます難しくなっている」と述べた。 →続き

教育にとってAIは厄介者か必需品か

(2025年5月9日)
 サマンサ・グライステン氏は、シカゴの中学生に生成AI(人工知能)について教えようとして失敗を繰り返してきた。
 2年前、初めて中学2年生のグループにプログラムを使ってチャットボットを作らせたとき、ある生徒は自分のAIをナルシストに訓練し、「私の方があなたより優れている」と反感を買うような返答をさせた。もう一人は、即興のラップの歌詞で不適切な薬物への言及をするAIスヌープ・ドッグ(ラッパー)を作った。 →続き

ハリー・ポッター俳優、トランスジェンダー巡り作家ローリング氏に反論

(2025年4月24日)
 映画「ハリー・ポッター」のオリバー・ウッド役で知られる俳優のショーン・ビガースタッフ氏は、この映画の原作を書いた作家のJ.K.ローリング氏がトランスジェンダーの権利について発言を続けていることについて、「偏見に満ちた」「強迫観念にとらわれた億万長者」と非難した。
 ビガースタッフ氏の批判は、2010年男女平等法の「女性」という用語は生物学的な女性のみを指すことを支持する最近の英最高裁判決をローリング氏がソーシャルメディアで称賛したことを受けたもの。ローリング氏は、この裁判を起こした女性の権利団体「フォー・ウィメン・スコットランド」に資金援助したと報じられている。 →続き

沸騰する左派のトランプ嫌い 殺害予告・暴力が拡大

(2025年4月23日)
 トランプ大統領は命を狙われたことがあり、これまで2度の暗殺未遂を乗り越えてきた。今や殺害予告や暴力は閣僚や他の政権メンバーを標的にするまでに拡大している。
 ペンシルベニア州のショーン・モンパー被告(32)は最近、トランプ氏、イーロン・マスク最高顧問、移民税関捜査局(ICE)の捜査官に殺害の脅迫を繰り返した容疑で起訴された。モンパー被告は、ネット上で「ミスター・サタン」というニックネームを使い、1月のトランプ氏就任直後に銃器使用許可を取得しようとしていた。 →続き