米国内


映画「レーガン」が好調 評論家には不評

(2024年9月11日)
 新作伝記映画「レーガン(Reagan)」の興行成績が好調だ。調査会社シネマスコアによる観客評価で「A」を獲得したが、ほとんどの映画評論家からは理想化された聖人伝と厳しい評価が下された。
 保守的な業界ウオッチャーによれば、これは、評論家らがダブルスタンダードを持っていて、観客の評価が高くても、右寄りのコンテンツに否定的だからだという。これらの評論家らは、2016年のバラク・オバマ元大統領の伝記映画「サウスサイドであなたと(Southside with You)」を絶賛していた。 →続き

トランプ氏、アフガン・テロ犠牲者追悼巡りハリス氏を非難

(2024年9月6日)
 共和党大統領候補、トランプ前大統領の陣営は1日、同氏をアーリントン国立墓地に招待したゴールドスター(米軍の勲章)を持つ兵士の遺族らによる声明を発表した。遺族らは声明でトランプ氏を擁護し、ハリス副大統領こそが戦死した米兵を政治利用していると主張した。
 2021年、アフガニスタンからの米軍撤退の混乱の中、自爆テロで米兵13人が犠牲になった。声明は、当時のバイデン政権の対応の責任をハリス副大統領に負わせようとするトランプ氏による長期戦の一環だ。 →続き

大統領の真の姿伝える新作映画「レーガン」

(2024年9月5日)
 保守系の高等教育サイト「カレッジ・フィックス(TheCollegeFix.com)」の編集者ジェニファー・カバニーさんは、「なぜ保守派なのかと聞かれると、私はよくこう答える。『ロナルド・レーガン(大統領)と(保守系のラジオ司会者)ラッシュ・リンボーを見て育ったからだ』と。1980年代に共和党支持の家庭で育った私は、レーガン大統領と、彼が米国の家庭や中小企業に負担を強いる税制や規制を撤廃したこと、また冷戦を終結させ、共産主義を打ち負かすことに成功した自由の戦士であったことへの感謝を目の当たりにし、学んできた」と書いた。
 このサイトでは、保守的な価値観と政治を中心に、大学生による活発で独創的な議論が交わされている。カバニーさん→続き

トランスジェンダーの権利、最高裁で審理へ

(2024年9月1日)
 各州は最高裁判所に対し、トランスジェンダーの権利に関して下級裁判所を指導するよう圧力をかけている。
 トランスジェンダーの人々が関与する三つの争議が法廷に持ち込まれており、そのうちの少なくとも一つ、未成年者への性転換治療の禁止が10月から始まる会期中に審議される予定となっている。 →続き

「息子・娘」ではなく「子供」と呼ぼう 州保健省の呼び掛けに強い反発

(2024年8月30日)
 バーモント州では、子供を「息子」や「娘」と呼ぶのをやめ、性を区別しない言葉を使うことにするようだ。
 バーモント州保健省は28日、SNSに指針「家族のための包括的用語」を投稿、娘や息子ではなく「子供」という言葉を使うことを推奨した。これに対して、非難の声が上がった。 →続き

妊娠中絶薬めぐる法廷闘争、終結見えず

(2024年8月18日)
 米食品医薬品局(FDA)によるミフェプリストン(妊娠早期に用いられる経口妊娠中絶薬)の承認をめぐる法廷闘争は依然、続いている。連邦最高裁は6月、この問題に関する審理を回避し、この薬を認可する連邦規制を縮小すべきかどうかの判断を拒否した。
 今後数週間のうちに、カンザス、アイダホ、ミズーリ各州は、FDAによるミフェプリストンの承認に対する異議申し立てを再開する予定だ。この裁判は最高裁の判決を見越して保留されていた。 →続き