ニュース


教育にとってAIは厄介者か必需品か

(2025年5月9日)
 サマンサ・グライステン氏は、シカゴの中学生に生成AI(人工知能)について教えようとして失敗を繰り返してきた。
 2年前、初めて中学2年生のグループにプログラムを使ってチャットボットを作らせたとき、ある生徒は自分のAIをナルシストに訓練し、「私の方があなたより優れている」と反感を買うような返答をさせた。もう一人は、即興のラップの歌詞で不適切な薬物への言及をするAIスヌープ・ドッグ(ラッパー)を作った。 →続き

中国、台湾攻撃を想定した軍事演習を急拡大 米司令官が警告

(2025年5月8日)
 米インド太平洋軍の司令官は、中国軍は台湾に対する軍事攻撃の準備をエスカレートさせていると強調、これを「急速な沸騰」と呼んだ。
 サミュエル・パパロ司令官は公の場で、1年前にこの最大の軍隊を引き継ぐ前に、前任者から中国との衝突が自分の在任中に起こる可能性があると警告されていたと語った。 →続き

リーダー不在で分裂する民主党 ハリス氏は結束呼び掛け

(2025年5月6日)
 カマラ・ハリス前副大統領は、有権者からホワイトハウスを追放されて以来初の主要演説を行い、トランプ大統領との政治的戦いを地震の際に身を寄せ合う象の群れに例え、民主党議員を鼓舞した。
 ハリス氏はサンフランシスコで民主党支持者らで満席となった会場で、「私たちが散り散りになることはない。団結し、リーダーとなり、浮上する」と述べた。 →続き

トランプ氏の最初の100日間

(2025年5月4日)
 歴史家たちは、ドナルド・トランプ氏の最初の100日間を、現代の他の大統領たちの業績と比較するのに苦労するだろう。最も偏った民主党の賛美者でさえ、45代目および47代目の大統領が、46代目のジョセフ・R・バイデン氏と違って、活力に満ちた人物であることを認めざるを得ない。バイデン氏は、しばしば午前10時に業務終了を宣言して、1日の仕事を終えることを示唆するような活力に乏しい人物であった。
 トランプ氏の公的なスケジュールはしばしば夜遅くまで続き、メディアは一日中同行して質問を投げ掛けることが多い。この徹底的な透明性には、彼が大統領令に署名する様子をライブで公開することも含まれており、これまでに139件の署名が行われている。このペースを→続き

中国とエジプトが初の軍事演習

(2025年5月3日)
 万里の長城からピラミッドまでは遠い道のりだが、中国とエジプトの空軍がナイル川上空で初めて合同軍事演習を実施したことで、中国の勢力範囲はアフリカにまで広がった。
 エジプトの砂漠地帯にあるワディアブリシュ空軍基地を離陸した中国の戦闘機、空中早期警戒管制機、空中給油機、武装ヘリコプターは、エジプト空軍のミグ29戦闘機などの航空機と共に轟音を上げて上空を飛び回っている。 →続き