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中国、強力な新AI目指し、人と機械の融合を研究中

(2025年7月25日)
 中国は、人工知能(AI)をめぐる世界的な競争で圧倒的な優位に立つために、人間と機械の融合を実現しようとしている。
 中国の取り組みの詳細は秘密のベールに包まれているが、AI専門家、中国政府の産業・戦略文書、中国が採用した技術者から提供された情報を通じて、中国共産党の研究開発計画の一端が見えてきた。 →続き

荒れる国際秩序 露朝が世界を主導へ-専門家

(2025年7月24日)
 【ソウル(韓国)】侵略的なロシアと超軍国主義的な北朝鮮の同盟が強化される一方で、弱体化した西側は今後、荒れた世界秩序に対処できなくなり、露朝が世界を主導するようになる――一人の著名専門家がこう指摘した。
 アンドレイ・ランコフ氏は「北朝鮮はロシア向けに弾薬を生産できる唯一の国であり、実質的に兵士を前線に派遣できる唯一の国だ。北朝鮮の兵士が優秀であることは証明された。私はこれが始まりに過ぎないと考える。彼らが現代戦の技術を深く理解すれば、さらに優秀になるだろう」 →続き

グリーンランドで紛争なら軍事的対応も ロシア大使が警告

(2025年7月18日)
 ロシアの駐デンマーク大使は17日、グリーンランドを巡る武力衝突は北極圏に「悪影響」を及ぼす可能性があるが、その場合、ロシア政府はこの地域で行動を起こす用意があると警告した。グリーンランドは豊富な天然資源を持ち、トランプ米大統領が米国への併合を繰り返し訴えている。
 ウラジーミル・バルビン大使は国営RIAノーボスチ通信とのインタビューで、「グリーンランドを巡る紛争は、地域安全保障に確実に悪影響を及ぼす。そうなれば、ロシアは新たな脅威に対応するために適切な軍事的、技術的措置を講じざるを得なくなる」と述べた。 →続き

トランプ氏にノーベル平和賞を授与すべきか

(2025年7月17日)
 イスラエルのベンベンヤミン・ネタニヤフ首相を含む少なくとも4人が今年に入り、トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦した。
 トランプ氏は自分がその賞に値すると考えており、そのことを公言することをためらわない。しかし、自身はこの国際的な栄誉を受けることはないとも思っている。 →続き

韓米同盟の将来に高まる不安 韓国に左派系大統領

(2025年7月16日)
 【ソウル(韓国)】外交専門家らは、韓国と米国の指導者が、75年間敵国が成し遂げようとして、できなかったことを実現してしまうのではないかと懸念している。それは、両民主主義国の同盟関係を破綻寸前まで悪化させることだ。
 東南アジアで11日、韓日米の高官が会合を開いた。同じ日、北東アジアでは、3カ国の軍用機が戦略的に重要な島の上空で共同訓練を実施し、将官らが地域の抑止力について議論した。 →続き

シークレットサービスが不手際-トランプ氏暗殺未遂で報告

(2025年7月15日)
 米上院はこの度、昨夏、ペンシルベニア州で大統領選の集会中に発生したトランプ候補(当時)への暗殺未遂事件について、警護を担当したシークレットサービスが「防ぐことができた一連の不手際」を引き起こした、とする報告書をまとめた。
 事件が発生して1年である7月13日に発表された同報告書は、これまでの上院国土安全保障・政府問題委員会の調査を締めくくるもの。委員会はシークレットサービスによる「コミュニケーション」の問題点を強調している。 →続き

中露爆撃機が合同訓練、グアム核攻撃を想定か-日米報告

(2025年7月13日)
 昨年11月に初めて米領付近で中国とロシアの爆撃機が行った合同哨戒飛行は、米国への戦略核攻撃を行うための訓練だった――空軍のシンクタンクと日本の防衛省のシンクタンクが共同報告書で明らかにした。
 報告書によれば、中露は2019年以降、爆撃機による合同訓練を9回実施したが、2024年7月のアラスカ近海での戦略爆撃機の哨戒飛行を含め、ほとんどが脅威的なものではなかったという。 →続き