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性転換は人間の尊厳の侵害 バチカンが新文書

(2024年4月11日)
  ローマ教皇庁(バチカン)は8日、性転換手術と代理出産は人間の尊厳に対する重大な侵害であり、中絶や安楽死と同様、人間の生命に対する神の計画を否定する行為だと表明した。
 「ディグニタス・インフィニタ(Dignitas Infinita、無限の尊厳)」と題された20ページに及ぶ文書で教理省はさらに、安楽死と自殺幇助をも否定し、「人間の尊厳を侵害する特殊なケース」と呼んだ。 →続き

トランプ氏、中絶の全国規制に反対 民主党の選挙戦術に対抗

(2024年4月10日)
 トランプ前大統領が8日、人工妊娠中絶問題で、州の判断に委ね、現状を維持すると穏健な姿勢を示したことを受けて、選挙アナリストらは「現実的」との見方を示した。
 民主党は選挙戦術として、ミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州を中心とする接戦州で、中絶問題を主要な争点にすることを目論んでいる。中絶問題は大統領選だけでなく主要議会選の行方をも左右する選挙の争点となりうる。 →続き

「ハバナ症候群」にロシア関与か 米高官らが脳に損傷

(2024年4月9日)
 ロシアが新型のビーム兵器を秘密裏に使用し、多数の米外交官や情報機関関係者に脳損傷を負わせたと報じられたことを受けて、米情報機関はこれらを深刻にとらえなかったと非難されている。
 国家情報長官室(ODNI)は先月の年次脅威評価報告で、ほとんどの米情報機関は、米政府関係者が脳損傷を負うなどした「ハバナ症候群」と呼ばれる不可解な症状について、「外国の敵が原因である可能性は極めて低い」と結論づけた。 →続き

移民問題がトランプ氏に追い風、女性票獲得へ

(2024年4月8日)
 ジョージア州に住む保守派のリア・オルドリッジさんは、共和党の大統領予備選でニッキ・ヘイリー氏を支持し、ドナルド・トランプ前大統領を取り巻く政治的サーカスにうんざりしている。
 オルドリッジさんはワシントン・タイムズに、バイデン大統領の国境政策に不安を感じているため、11月の大統領選でおそらくトランプ氏に3度目の票を投じることになると語った。 →続き

ロシアはテロを阻止できなかったのか―元米当局者

(2024年4月7日)
 ロシアがテロ攻撃を知っていながら未然に阻止しなかったのかどうかについての疑問が渦巻く中、元米軍当局者は31日、米国が130人超の死者を出したモスクワのコンサートホールでのテロ事件を回避するのに役立つ十分な情報をロシア側に伝えていた可能性が高いと述べた。
 退役大将のマッケンジー元中央軍司令官は、ABCの番組「ディス・ウィーク」で、ロシアは米国からの警告を基にテロ攻撃を未然に防げた可能性が高いと考えていると語った。攻撃の警告の一つはモスクワのクロッカス・シティ・ホールへの攻撃の2週間前の3月8日に来ており、過激派がモスクワでのコンサートを攻撃しようとしているとはっきりと指摘していた。 →続き

ウクライナ支援の難問

(2024年4月6日)
 マイク・ジョンソン下院議長は窮地に立たされている。共和党が一票差で多数派を維持する中、ロシアと戦うウクライナへの資金援助についてどのような選択をしようとも、議会が休暇明けとなる来週には、内紛が起きる可能性が高い。
 ルイジアナ州選出の共和党議員であるジョンソン氏は、復活祭の3月31日に放映されたFOXニュースの司会者トレイ・ガウディ氏とのインタビューで、いくつかの考えを示した。ジョンソン氏が説明したように、この状況で同氏にできることは、一歩ずつ前進することである。 →続き