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84歳女性に銃撃、中絶反対派が暴力の標的に

(2022年10月17日)
 人工妊娠中絶を憲法上の権利と認めた「ロー対ウェイド判決」が覆されてからの数カ月間、プロライフ(中絶反対)運動が標的になってきたが、ジョアン・ジェイコブソンさんの事件は比喩ではない。
 84歳のボランティアであるジェイコブソンさんは9月20日、彼女を「右翼の変人」と呼ぶ男に肩を撃たれた。ジェイコブソンさんは反中絶団体「ミシガン州生命の権利」の一員として、ロー対ウェイド判決を法律にする住民投票「提案3」への反対で戸別訪問をしていた。 →続き

有権者のネット行動もとに選挙戦

(2022年10月16日)
 選挙運動では、ネットフリックスで見た番組、読んだ本、食べたものなど、集められたあらゆるデータを基に、その有権者が今年の中間選挙で投票するかどうか、どの候補に献金するかが判断される。
 民主党系のデータ分析企業スターリング・データはワシントン・タイムズに、これまでの行動とは無関係に、今後民主党候補者に献金する可能性のある有権者を発見できるアルゴリズムを開発したと語った。 →続き

極超音速ミサイル追尾できず 米軍は依然中露に遅れ-議会調査局報告

(2022年10月15日)
 米軍は中国、ロシアの極超音速ミサイルに対する防衛システムの開発を進めているが、ミサイルの探知・追尾能力はまだ十分でないことが、米議会調査局の報告から明らかになった。
 報告は、国防総省のミサイル防衛局と宇宙開発局が防衛システムの開発に取り組んでいるが、「現在の地上、宇宙配備のセンサーは、極超音速兵器の探知、追尾には不十分」と指摘している。 →続き

上院選で共和に勢い 民主党は対立候補を中傷

(2022年10月14日)
 民主党は、共和党が中絶を隠し、子犬を殺していると訴え、有権者にとって最優先事項である食卓の問題から話題をそらそうとしている。
 ジョージア州上院選のラファエル・ウォーノック上院議員の対抗馬で、熱心なプロライフ(中絶反対派)、ハーシェル・ウォーカー氏(共和)が世論調査で勢いを増していたとき、リベラル寄りのデイリー・ビーストは、2009年に彼が女性にカネを渡して中絶させていたと報じた。 →続き

ラテン系右派へシフト

(2022年10月13日)
 今週、トランプ前大統領は、マイアミで開催された「ヒスパニック系米国人指導者会議」の基調講演者として、「ヒスパニック系米国人遺産月間」の幕を切って落とした。これは、ラテン系の自由擁護団体、「米国第一主義政策機構」および「ビエンベニード」によって開催された行事である。トランプ氏の発言は、ヒスパニック系米国人が民主党を離れ、共和党への傾斜を続けている中、熱狂的な歓声を浴びた。
 トランプ氏は「私たちはきょうの午後、全国で最も早く成長しているグループの一つ――誇り高きヒスパニック系の保守派ら――を祝福するために集まった」と語った。 →続き

ハリス副大統領、中絶問題への取り組みが政治的運命を左右

(2022年10月11日)
 カマラ・ハリス副大統領は、不法移民阻止と投票権強化の取り組みがつまずいた後、足元を固めようと、人工妊娠中絶を中間選挙の重要な争点として盛り上げようとする民主党の取り組みを主導している。
 バイデン大統領が再選出馬しない場合、党はハリス氏を予備候補として考えており、ハリス氏にとって中絶はそのための安全な足がかりとなるはずだ。 →続き