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米経済の将来を偽るバイデン政策

(2022年9月1日)
 「未来は過去とは違う」と、希代の男、(プロ野球選手)ヨギ・ベラは皮肉を言ったとされている。彼は、自分の未来がどうなるか、正しく予測できなかった。地平線上に表れる未来は、わずか、1ドルにも届かなく見えるものなのだ。自力で世界の頂点に立った米国人が、驚くべきことに、世界経済の暗黒の真っただ中にいる。バイデン大統領の国民に新たな税負担を課すとする戦略が、この絶望的闇を深めることは間違いない。
 人類がこれまでに成し遂げた業績により、世界は、一挙に飛躍的進歩を遂げるに違いないと思われたにもかかわらず、21世紀30年目に差し掛かり、目に映るのは、絶望との闘いに突き進んでいる世界の姿だ。ピュー・リサーチ・センターの最新の調査で、えり抜き→続き

同時テロ再発も ポンペオ氏が警告-アフガン撤収1年

(2022年8月31日)
 ポンペオ前米国務長官は、1年前のアフガニスタンからの米軍撤収についてバイデン政権の不手際を非難、米国が2001年の同時多発テロのような攻撃を再び受ける可能性があると警告した。
 ポンペオ氏は28日、ラジオのトークショーで、「20年余り前に起きたニューヨークのような攻撃を受けることもあり得る。今、1年前よりアフガンから攻撃を受ける可能性が高まっている」と述べた。 →続き

中国 AI駆使し影響工作 ウイグル族弾圧報道に対抗

(2022年8月30日)
 中国は、少数派ウイグル族への弾圧報道に対抗するため、人工知能(AI)によるフェイク画像などを使って、世界に向けて影響工作を行ったり、偽情報を拡散させたりしている。米国務省の最新報告から明らかになった。
 国務省の偽情報対策部門「グローバル・エンゲージメント・センター(GEC)」が24日に公表した報告によると、中国は、「大多数がイスラム教徒のウイグル族、その他の民族的少数派に対するジェノサイド(集団虐殺)、人道に反する罪」をめぐる国際的な議論を操作するとともに、ジェノサイドは起きていないという中国政府の主張を拡散させている。 →続き

米国で大麻や幻覚剤を使用する若年成人が増加

(2022年8月29日)
 米国立衛生研究所(NIH)の調査で、政府の科学者たちが1980年代後半に傾向を追跡し始めて以来、30歳未満の成人が最も高い割合で大麻や幻覚剤を使用していることが明らかになった。
 NIHの「2021年モニタリング・ザ・フューチャー調査」の結果によると、過去1年、1カ月、1日に大麻を使用したと報告した19~30歳の成人の割合は、1988年以降の記録では最高水準に達したことが分かった。 →続き

気候変動グループ、マンチン氏との約束破棄を民主党に要求

(2022年8月28日)
 650以上の活動家団体が、議会の民主党指導者らに、党の大規模な気候変動・税制法の成立に貢献した人物との約束を実行しないよう求めている。この人物とは、ジョー・マンチン上院議員のことだ。
 何百もの民主党系の気候変動などに関する擁護団体が、24日にナンシー・ペロシ下院議長とチャールズ・シューマー上院院内総務宛てに書簡を送り、カリフォルニア州とニューヨーク州の民主党議員に、化石燃料を含むエネルギー事業の合理化を図る法案を可決させるマンチン氏への約束を破棄するよう要求した。 →続き

商務省、中国の航空宇宙企業に制裁

(2022年8月27日)
 中国の航空宇宙企業7社が、中国の大規模な軍事近代化計画に関与したとして、23日に商務省のブラックリストに追加された。
 商務省の産業安全保障局(BIS)は、7社が「米国の国家安全保障と外交政策の利益に反する活動」をしたとして、「エンティティー・リスト」に追加したと発表した。 →続き

ロシアのウクライナ侵攻 6カ月間の戦争から得られた6つの教訓

(2022年8月26日)
 ウクライナを侵略するという、ロシアのウラジミール・プーチン大統領の重大決定は、その紛争初期にモスクワが見せた途方もない軍事的失敗や、NATOの急速な拡大、世界的な食料・燃料供給の混乱など、ほとんど予測できなかった流れで進んできた。
 この水曜日は数万人の生命を奪ったおぞましい紛争が6ヶ月を迎える。戦いはまだまだ終わっておらず、まったく新たな段階に入ろうとしているのかもしれない。外交政策の論者や軍事アナリストは、事前の様々な予想を裏切りながら、21世紀の地上戦がどうなるかの見本を提供してきた戦争から重要なポイントを指摘している。 →続き