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カトリック教会攻撃に「沈黙」、CMで政権を非難

(2022年8月21日)
 保守派のカトリック教会権利擁護団体が17日、広告キャンペーンを開始した。多発する教会への攻撃に無関心なバイデン大統領を、バイデン氏就任まで唯一のカトリック教徒の大統領だったケネディ元大統領と比較している。
 100万㌦のテレビ・ネット広告は「燃える教会」と銘打ち、ケネディが、1960年代初期に起きた黒人教会の放火を強く非難したのに対し、バイデン氏は、過激なプロチョイス(中絶支持派)による数十カ所の教会への攻撃に「沈黙」していると主張している。 →続き

バイデン氏、一連の勝利で支持率上昇

(2022年8月21日)
 バイデン大統領の支持率は、このところの連勝によって、1週間の間に3ポイント上昇した。しかし、17日に発表されたポリティコ/モーニング・コンサルトの世論調査によると、まだ有権者の大多数から支持されていない。
 大統領就任以来最も成功した数週間を経て、バイデン氏の支持率が42%に上昇したことが、この世論調査で明らかになった。先週発表された同じ調査では、39%だった。 →続き

米VOA 台湾番組を中止、バイデン政権が働き掛けか

(2022年8月20日)
 米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、中国と台湾の間の対立を特に取り上げてきた中国語の2番組を中止する。専門家、元職員などから、中国に対する融和姿勢を示すものだと懸念の声が上がっている。
 中止は、従業員への内部文書で明らかになった。VOAの広報担当アンナ・モリス氏は、中止の方針を確認するとともに、中国報道を減らすわけではなく、従来の放送からインターネットに移行する取り組みの一環と説明。「中国からの偽情報への対抗」が目的であり、VOAは台湾と中国の報道を「大幅に強化」していると主張した。 →続き

イーロン・マスク氏、ツイッターの偽アカウント情報入手へ

(2022年8月20日)
 テスラとスペースXのCEO、イーロン・マスク氏は、ソーシャルメディア企業ツイッターの買収交渉を停滞させる原因となっていた偽アカウントの数に関するデータの入手に近づいている。
 報道によると、マスク氏はまもなく、ツイッターの元幹部で消費者向け製品のゼネラルマネジャーだったケイボン・ベイクプール氏から文書を手に入れる可能性がある。 →続き

ティックトック、保守系アカウント凍結相次ぐ 中国共産党の指示か

(2022年8月19日)
 中国系の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で、保守派や中絶反対派の動画が削除されたり、アカウントが凍結されたりしていることから、社内のリベラルな政治文化を反映したものか、または、中国共産党の指示を受けたものなのか、憶測を呼んでいる。
 中絶反対派組織「ライブ・アクション」の創設者で会長のライラ・ローズ氏のアカウントが今月に入って、何の説明もなく停止された。キリスト教保守系風刺サイト「バビロン・ローズ」、プロライフ(中絶反対派)の学生組織「米国の命のための学生」、保守系オンラインメディア「メディア・リサーチ・センターTV(MRCTV)」でも最近、同様の措置が取られた。 →続き

イラン、核合意「最終」文書に異議

(2022年8月18日)
 イランは15日、オバマ政権時の核合意を再建するための西側の「最終」提案に依然として異論があることを示唆する一方で、週末の作家サルマン・ラシュディ氏刺傷事件を正当化し、イラン国営メディアはドナルド・トランプ前大統領とマイク・ポンペオ前国務長官が襲撃される可能性もあると警告を発した。
 経済制裁の緩和と引き換えにイランの核開発を制限する多国間の核合意を復活させるバイデン政権との交渉が大詰めを迎える中、土壇場でイランは、米国を強く威嚇した。 →続き

政府と山火事の闘い

(2022年8月18日)
 米国の西部が、再び燃え上がっている。地元の住民にとって、町や都市を一望する乾き切った丘が赤々と照らし出される光景は、熱く、乾燥した夏で知られるこの地域では、季節の風物詩だ。連邦議会は重たい腰を上げて、救済策を講じようとしている。しかし、今のところ、米政府の知恵は山火事には到底太刀打ちできていない。
 全米省庁合同火災センター(NIFC)によると、この夏、4万件近くの火災がすでに、580万エーカー(約2万3000平方キロ)以上を焼き尽くした。これは、2015年以来、最大であり、年平均の370万エーカーをはるかに上回っている。 →続き