政治


大統領選間近、憲法の基礎的知識欠く国民

(2024年9月22日)
 憲法記念日を前に実施された毎年恒例の調査によると、大半の米国人は11月の選挙を前に憲法上の権利についてほとんど知らないことが分かった。
 ペンシルベニア州のアネンバーグ公共政策センターは、1590人の成人を対象としたオンライン調査で、憲法修正第1条が信教の自由を保障することを知っているのはわずか39%であり、報道の自由を保障すると認識しているのはわずか29%であることが判明した。 →続き

保守系団体がハリス氏非難キャンペーン 若者の性転換への公的支援を支持

(2024年9月21日)
 カマラ・ハリス副大統領は未成年者の「性別適合(性転換)治療」を支持していると非難する新たな広告キャンペーンが展開されている。広告では、4つの主要州で236人の未成年の少女が税金で乳房切除手術を受けたことを指摘している。
 広告キャンペーンはミシガン、ネバダ、ペンシルベニア、ウィスコンシン州で展開され、各州で乳房切除術と子宮摘出術を受けた18歳未満の少女を列挙したメディケイド(低所得者向け公的医療保険)のデータが引用されている。 →続き

元レーサーのダニカ・パトリック、テイラー・スウィフトのハリス氏支持表明を批判

(2024年9月18日)
 米歌手テイラー・スウィフトさんは、10日の討論会の後、民主党のカマラ・ハリス大統領候補への支持を表明し、ソーシャルメディアを炎上させた。そして今、元レーシングドライバーのダニカ・パトリックさんが、14回のグラミー賞受賞歴を持つスウィフトさんを信頼すべきか、ファンに注意を促している。
 パトリックさんは、スウィフトさんの支持表明のタイミングは、影響を最大化するために慎重に検討されたものであり、討論会の内容を反映したものではないと主張した。 →続き

アフガン人協力者を見捨て、撤退したバイデン政権―下院外交委が報告書

(2024年9月14日)
 カブールの米大使館にタリバンが迫る中、米国の外交官たちはパスポートの山を見つめていた。戦争に協力し、危険から逃れるための特別ビザを求めていたアフガニスタン人協力者たちから集めたものだった。
 米当局は、書類がタリバンの手に渡るくらいなら燃やしてしまおうと決めたのだ。 →続き

具体的な政策避け、好印象に賭けるハリス陣営-米大統領選

(2024年9月13日)
 カマラ・ハリス副大統領は、ドナルド・トランプ前大統領との討論会で勝利へ自信を付けたようだが、そのメッセージは具体性を欠き、未来への願望ばかりだった。
 民主党の大統領候補者となってからの数週間、ハリス氏は今を楽しむこと、未来へのビジョン、価値観について語ってきたが、政策についての考えは何も話していない。民主党主流派が支持するさまざまな普通の政策案を呼びかけただけだ。 →続き

ロシアが米インフルエンサー・ネットワークを構築 大統領選への影響狙い

(2024年9月10日)
 米情報当局者らによると、敵対国が、間もなく行われる大統領選に影響を及ぼすための取り組みを強化しており、ロシアは米国人インフルエンサーのネットワークを構築し、イランはサイバー活動を強化している。
 当局者らは6日、記者団に、最大の脅威はロシアであり、有権者を操ろうとしていると指摘した。国家情報長官室(ODNI)によると、ロシアが支配するメディア「RT」は、親ロシア的なストーリーをつくり出し、広めるために、米国など西側諸国のインフルエンサーのネットワークを構築したという。 →続き