国際


米中冷戦巡る危険な神話

(2025年4月5日)
 米国は中国と冷戦状態にあるわけではない。そこにこそ問題がある。ソ連とは異なり、中国共産党(CCP)は安定したルールに基づくにらみ合いには関心がない。中国共産党はもっと危険なもの、つまり熱戦の準備をしている。
 中国の軍事部門である人民解放軍は、台湾、南シナ海にとどまらず、米国との対決に向けて積極的に準備を進めている。その最終目的は、米国の力を奪い、世界支配を達成することだ。 →続き

習主席の隠し財産1500億円、汚職が「常態化」する中国―米情報機関

(2025年3月27日)
 中国の習近平国家主席が親族を通じて10億ドル以上の資産を築いていることが、20日に公表された米情報機関の報告書で明らかになった。
 報告書は、中国共産党の幹部500万人以上が10年以上にわたって腐敗防止に取り組んできたにもかかわらず、中国全政府高官の65%が賄賂や接待によって非公式な収入を得ていると指摘した。 →続き

終わりが見えたウクライナ戦争

(2025年3月9日)
 トランプ大統領は4日の連邦議会での長時間の演説に、良いニュースを盛り込んだ。トランプ氏の外交努力により、ロシアとウクライナは敵対行為を終結させる合意を最終化する準備が整った。
 「われわれはロシアと真剣な話し合いを行い、彼らが平和を望んでいるという強いシグナルを受け取った」とトランプ氏は述べた。 →続き

中国は2027年までの台湾奪取を本気で考えている-元CIA当局者

(2025年3月6日)
 中国の習近平国家主席は、2027年までに威嚇や軍事力を通じて台湾を奪還することを決意している-元米中央情報局(CIA)当局者が語った。
 デービッド・ザウアー氏は4日、ワシントン・タイムズ財団主催のオンラインフォーラムで、民主的に統治されている台湾を共産主義が支配する大陸と統一しようとする中国の取り組みに対抗するため、米国は準備が必要だと述べ、今後数年間の台湾の立場について説明した。 →続き

「欧州を再び偉大に」トランプ氏返り咲きで欧州保守に弾み

(2025年2月27日)
 欧州の保守派指導者の代表団は、トランプ大統領が4年ぶりにホワイトハウスに返り咲いたことで、各国で「米国を再び偉大に(MAGA)」スタイルの運動復活への機運が高まっていると主張した。
 欧州保守改革党(ECR)のメンバーは、2009年に発足した欧州議会の中道右派政治グループを構成している。 →続き

饒舌なウクライナの北朝鮮兵捕虜 体制のもろさ露呈

(2025年2月25日)
 【ソウル】1月にウクライナ軍に捕らえられた北朝鮮兵2人が、初の公開インタビューで驚くほど率直に語ったことで、北朝鮮政権のイデオロギー的なもろさが露呈した。
 2人は、ロシアの戦争を支援するために金正恩政権によってクルスク地方に送られた。生きて捕らえられたことが知られているのはこの2人だけだ。これまで写真や映像は公表されていたが、ほとんど発言していなかった。 →続き

中国が管理する港湾ネットワークは重大な脅威-下院小委

(2025年2月16日)
 中国による米国近辺の商業港の広範なネットワークは、安全保障上の重大な脅威をもたらすと、アナリストらが11日の下院公聴会で語った。
 元情報・国防省職員のマシュー・クローニッヒ氏は、西半球での中国資本による港湾施設の支配は、安全保障上の重大な懸念だと述べた。 →続き