国際


ギングリッチ元下院議長、日本の反統一教会キャンペーンに警告 ワシントンで宗教自由サミット

(2025年2月6日)
 日本は、統一教会を罰する取り組みを実行に移せば、信教の自由という普遍的原則に大打撃を与え、米国との関係に深いダメージを与えかねず、共産中国に大きな勝利をもたらすことになるとニュート・ギングリッチ元下院議長は警告した。
 ギングリッチ氏ら著名な政治家、宗教人らは4日夜、ワシントンで開催された「国際宗教自由(IRF)サミット2025」で、日本政府が統一教会から宗教法人格を剥奪しようと激しく攻撃しているが、これは、1950年代後半から国内で活動している統一教会に対する共産主義者の支援を受けたものだと語った。 →続き

ロシアの北朝鮮兵、予想を裏切る高い士気・規律、高度な装備

(2025年2月5日)
 【ソウル(韓国)】ロシア・ウクライナ紛争に派遣された北朝鮮軍は、装備が整わず、火砲の餌食になるだけだろうとみられていたが、戦場からの報告によると、モチベーションは高く、質の高い訓練を受け、高度な装備を備えていることが明らかになっている。
 ウクライナを支援する米国と同盟国にとって懸念されるのは、推定1万1000人規模の北朝鮮軍部隊が、多くの犠牲をものともせず、高強度の現代戦において戦闘経験を積んでいることだ。これは、現在の西側諸国の兵士たちにはできないことだ。 →続き

トランプ氏の「常識の革命」、欧州にも-元ポーランド首相

(2025年1月28日)
 トランプ大統領の「常識の革命」は、米国内を超えて、左派政策から離れ「合理性」を重視するトランプ氏の運動に共鳴する形で、欧州の政治情勢にも変化をもたらしている。
 これは、今週ワシントンでトランプ氏のホワイトハウス復帰を祝うために訪れた、元ポーランド首相のマテウシュ・モラビエツキ氏からのメッセージだ。同氏はここ数年、トランプ氏の保守的なメッセージが加速していると語った。また、西洋全体で草の根レベルで一般市民の優先事項が根本的に変化していると述べた。 →続き

トランプ政権発足、世界は反中国で結束を 中立という幻想

(2025年1月25日)
 バイデン体制の空虚な時代が終わり、トランプ列車が今週、うなりを上げながらワシントンに進入した。これほどまでの活気と勝利の凱歌とともにホワイトハウス入りしたのは、1829年のアンドリュー・ジャクソン以来だ。ジャクソンは1824年にジョン・クインシー・アダムズに敗れ、選挙が盗まれたと訴えていたが、4年後、決定的な勝利を収め、ホワイトハウスに返り咲いた。
 第7代大統領ジャクソンは、米国民主主義の黄金時代(ジャクソニアン・デモクラシーとして知られる)の到来を告げる変革期の国家指導者となった。歴史にその名を残すフランス人知識人アレクシス・ド・トクビルは、この期間を民主主義の理想が実現した時代と称賛した。 →続き

北朝鮮、日本のNATO代表部設置に反発

(2025年1月22日)
 【ソウル(韓国)】北朝鮮は、朝鮮戦争以来の大規模な紛争で、同盟国ロシアとともにウクライナと戦っているが、20日、北大西洋条約機構(NATO)との関係を深める日本政府を激しく非難、同盟国ロシアを支援する姿勢を示した。
 インド太平洋の大国である日本は先週、大西洋をまたぐ軍事同盟NATOへの代表部を開設した。日本とNATOのこれまでの関係は、ベルギーのブリュッセルの大使館を通じて管理されていた。代表部開設は、ドナルド・トランプ氏が今週2度目のホワイトハウス入りを果たす中、日本政府が地域の安全保障同盟に大きな懸念を抱いていることを反映している。 →続き

保守メローニ伊首相、トランプ政権との関係強化へ

(2025年1月20日)
 【ローマ】イタリアのジョルジア・メローニ首相は、2年前にローマで権力を掌握し、欧州政界にパニックを巻き起こしたが、いまやトランプ新政権に受け入れられ、欧州の希望となる可能性がある。
 今週48歳になったメローニ氏は、強い保守的な考え方と政治家としての血筋を誇り、長い間、国内外で偏向した人物とされてきた。しかし、ドナルド・トランプ次期大統領という熱狂的な支持者、ファンを見つけたようだ。 →続き

トランプ氏発言にデンマーク、パナマ、カナダが警戒

(2025年1月13日)
 ドナルド・トランプ次期大統領は7日、グリーンランド、パナマ運河、カナダを支配下に置くという野心的な米国拡張計画の概要を説明した。
 グリーンランドとパナマ運河を獲得するための軍事行動の可能性は否定しなかったが、カナダについては経済力だけで米国の一部にしたいと述べた。 →続き