国際


日韓歴史問題が再燃 佐渡追悼式典巡リ誤報

(2024年11月28日)
 【ソウル(韓国)】インド太平洋地域の政治で長年繰り返されてきたことだ。日本と韓国は、この地域で米国にとって欠くことのできない同盟国だが、第2次世界大戦など、両国間の歴史をどう認識していくべきかを巡って対立してきた。また新たな問題が再び表面化した。
 複数の報道によると、今回のいざこざは日本での誤報が元になっているようだ。 →続き

トランプ氏再選で日韓に緊張感

(2024年11月23日)
 日本と韓国は第2次トランプ政権の到来に備え、同盟問題や防衛費の見直し、経済リスクへの対応を検討し、さらには国家指導者たちのゴルフの腕前まで気をもむ状況となっている。
 政治的メッセージやメディアの論説、両国の首都での喫茶店での会話には、こうした懸念の理由が示されており、それはトランプ氏の2017-2021年の任期や最近の選挙公約に基づいている。 →続き

トランプ氏再登板は東南アジア各国に利益

(2024年11月15日)
 ドナルド・トランプ前大統領の再登板が決まり、従来の同盟国や国際機関、同氏の「アメリカ・ファースト」外交政策に挑もうとする国々は不安にかられ、現状の見直しを迫られ、眠れない夜を過ごしている。
 だが、トランプ氏の勝利は、米国と中国の覇権争いに巻き込まれた東南アジアの権威主義国家、ミャンマー、ラオス、カンボジアという3カ国の指導者らの緊張を解くことになるかもしれない。 →続き

中国国営メディア、米民主主義を批判 マルクス主義推進の一環か

(2024年11月11日)
 中国の国営メディアが5日に発表した一連の論評によると、米国の民主主義は経済、政治、社会問題の増大に直面して失敗しているとしている。
 この論評は、米大統領選に合わせて掲載され、公式の宣伝機関である中国国営新華社通信は、米国の選挙の八つの問題を取り上げた記事を掲載した。それによるとこれらの問題が「米民主主義の真実」を明らかにしていると主張、インフレの高騰、医療の不備、暴力的犯罪の増加、劣悪な教育システム、中絶権の制限、フラッキング(水圧破砕法)、高騰する住宅費、移民問題などを挙げている。 →続き

賭けに出る北朝鮮 米国の影響力は低下-ギングリッチ元下院議長

(2024年11月6日)
 北朝鮮の金正恩総書記による挑発的な行動がこのところ激化している。これによって、朝鮮半島が地球上で特に危険な場所になり、世界大戦型の紛争の火種となる可能性がある。今こそ米国は一線を引き、北朝鮮の独裁者に韓国への軍事攻撃は政権の即時終了を意味することを明確に示す時だ。
 ニュート・ギングリッチ元下院議長は5日、ワシントン・タイムズ財団主催のオンライン・フォーラム「ワシントン・ブリーフ」でこう語った。その上で、正恩氏は現在、「何かを失うリスクは比較的低い」と計算しており、そのため、自国周辺の地域や世界に対する影響を把握することなく、軍事的・地政学的に乱暴な賭けに出ようとしていると強調した。 →続き

イラン・ロシア、大統領選後の米社会分断を画策か

(2024年10月24日)
 米情報当局者は22日、イランとロシアの工作員が、大統領選の投票後、米国内で暴力をあおることを意図した影響工作を考えている可能性があると述べた。
 外国の敵の汚い手口を評価した覚書の機密扱いが解除され、それによると、イラン、ロシア、中国は米国の選挙ネットワークにアクセスする技術的能力を持っているという。 →続き

中国・イラン、オープンAIのツール利用しサイバー攻撃

(2024年10月21日)
 人工知能(AI)開発のオープンAIは、中国とイランに関係する攻撃者が同社のツールを使って、攻撃的なサイバー作戦を強化しようとする動きを察知し、妨害したと述べた。
 市場をリードするオープンAIは新しい報告書で、2024年に入ってこれまでに20件以上の活動と欺瞞(ぎまん)的なネットワークの活動を阻止したと述べた。 →続き