エネルギーコスト高騰で「グリーン」政策に反発

(2025年3月8日)
 エネルギー料金の急激な上昇により、民主党主導の州では、再生可能エネルギー政策の効果に疑問を持つ消費者が増えている。これらの政策は、より安価で安定した電力供給を実現するには至っていない。
 ニュージャージー州、メリーランド州、マサチューセッツ州をはじめとする各州での料金の高騰により、消費者の不満が爆発した。政府指導者は、選挙で有権者の支持を失うことを恐れ、対策に追われている。 →続き

トランス選手の女子競技出場停止を求める訴え 連邦判事が却下

(2025年3月7日)
 連邦判事は、ペンシルベニア州で、男性として生まれた選手の女子スポーツへの出場停止処分を拒否し、クロスカントリー大会でトランスジェンダーの生徒に次いで2位となった10代の少女の要求を退けた。
 オバマ大統領が任命したウェンディ・ビートルストーン連邦地裁判事は4日、フィラデルフィア郊外にあるプリマス・ホワイトマーシュ高校3年生の18歳、ルース・アレン選手の女子スポーツへの参加を一時的に禁止する要求を、訴訟の結果が出るまで拒否する判断を下した。 →続き

中国は2027年までの台湾奪取を本気で考えている-元CIA当局者

(2025年3月6日)
 中国の習近平国家主席は、2027年までに威嚇や軍事力を通じて台湾を奪還することを決意している-元米中央情報局(CIA)当局者が語った。
 デービッド・ザウアー氏は4日、ワシントン・タイムズ財団主催のオンラインフォーラムで、民主的に統治されている台湾を共産主義が支配する大陸と統一しようとする中国の取り組みに対抗するため、米国は準備が必要だと述べ、今後数年間の台湾の立場について説明した。 →続き

増加し高度化する中国のサイバー攻撃-報告

(2025年3月3日)
 サイバーセキュリティー企業、クラウドストライク(CrowdStrike)は、2024年に中国関連のサイバー攻撃とデジタルスパイ活動が大幅に増加し、中国共産党政権の攻撃的サイバー作戦が新たな洗練されたレベルに達していると指摘した。
 中国のハッキンググループ「タイフーン」が米国のインフラや西側の電気通信企業に侵入して国際的な注目を浴びたが、クラウドストライクは、中国政府が他の多くの部門でもサイバー攻撃を支援していることが明らかになったとしている。 →続き

ニューヨークの移民用四つ星ホテルが閉鎖へ

(2025年3月2日)
 ニューヨーク市のエリック・アダムズ市長は2月24日、バイデン前政権の国境危機の象徴となっていたルーズベルトホテルの移民保護施設を間もなく閉鎖すると発表した。
 同施設は昨年注目を集めた警官2人に対する暴行事件をはじめとする犯罪の温床になっていた。一時は、昨年の移民論争の火付け役となった22歳の看護学生レイケン・ライリーさんを殺害した移民も収容されていた。 →続き

トランプ氏への支持が上昇、米国第一政策を有権者が評価

(2025年3月1日)
 民主党とそのメディアの仲間たちは、ドナルド・トランプ氏の2期目を混乱していると描写しようと必死になっているが、その攻撃は失敗している。国民は、約束を果たそうとする大統領の真摯な努力を評価しているのだ。
 トランプ氏は、就任後に物議を醸す公約を都合よく忘れることがなかった近年で初の大統領だ。ハーバード・ハリス世論調査によれば、有権者はトランプ氏の「米国第一」政策を実行する大胆な行動に満足している。 →続き

トランプ陣営に女性捜査官「ハニーポット」潜入か FBIが捜査開始

(2025年2月28日)
 連邦捜査局(FBI)は、10年前にドナルド・トランプ大統領候補の陣営に2人の女性潜入捜査官「ハニーポット」を送り込んだ計画が誰の発案かについて捜査を開始した。
 極秘捜査は2015年にジェームズ・コミーFBI長官が開始したもので、昨年の下院司法委員会への内部告発で明らかになった。昨年10月にワシントン・タイムズが独占報道した。 →続き

「欧州を再び偉大に」トランプ氏返り咲きで欧州保守に弾み

(2025年2月27日)
 欧州の保守派指導者の代表団は、トランプ大統領が4年ぶりにホワイトハウスに返り咲いたことで、各国で「米国を再び偉大に(MAGA)」スタイルの運動復活への機運が高まっていると主張した。
 欧州保守改革党(ECR)のメンバーは、2009年に発足した欧州議会の中道右派政治グループを構成している。 →続き

「母親」→「受精した人」 州知事が性別特定する用語の排除提案、反発広がる

(2025年2月26日)
 バイデン政権は妊婦のことを「妊娠した女性」「出産する人」と呼んでいたが、ウィスコンシン州のトニー・エバース知事は「受精した人」という言葉を好んで使っている。
 この民主党知事は先週、2年ごとに提出される予算案で、州法の中の性別を特定する単語について、「母親」を「受精した人」、「男性」を「人」といった性別に中立な用語に置き換えることを提案し、反発を招いた。 →続き