バイデン政権高官、マスク強制に再び回帰することを考えている

(2021年7月27日)

Customers wear face masks in an outdoor mall with closed business amid the COVID-19 pandemic in Los Angeles. (AP Photo/Damian Dovarganes,File)

By Valerie Richardson – The Washington Times – Sunday, July 18, 2021

 ビベック・マーシー米医務総監は18日、ロサンゼルス郡がワクチン接種者と非接種者の両方にマスク着用を要求する命令への反発に直面しているにも関わらず、新型コロナウイルス感染者の急増が地方におけるマスク義務化の新たな動きを引き起こすと予測した。

 「ワクチン接種者が少ない地域や感染者が増加している地域では、ロサンゼルスのマスク規則のように、郡がより多くの予防策を講じることが非常に合理的だ」とマーシー氏はABCの番組「ディス・ウイーク」 で語り、「それは米国の他の地域でも起こるだろう」と指摘した。

 しかし、ロサンゼルス郡では、一度マスクから解放された住民は、争うことなしに再び着用することを望まない可能性を示している。

 ロサンゼルス郡保安局のアレックス・ビジャヌエバ氏は、17日の午後11時59分に発効したマスク着用義務を執行しないと発表した。同氏は、米疾病予防管理センターの5月13日の指針を引用し、完全に予防接種を受けた人々はもはやマスクを着用する必要がないと述べた。

 同保安官は16日の声明で、「ワクチン接種者やすでに新型コロナに感染している人に屋内でマスクを着用させることは科学に裏付けられておらず、CDCの指針と矛盾している」と述べた。

 マーシー氏は、CDCの指針は地方自治体が独自のマスク要件を実施することを認めていると述べた。

 「2か月近く前にCDCが指針で示したことは、完全にワクチン接種されていれば、発症したり、ウイルスを感染させたりするリスクは低いという科学に基づいている」とマーシー氏は述べ、「CDCはコミュニティや個人にマスクをどうするかについて決定を下す柔軟性を与えた」と指摘した。

 元外科医のジェローム・アダムス公衆衛生局長官によれば、問題は郡のマスク義務ではなく、CDCの指針だ。同氏は、非常に感染性の高いデルタ株によって引き起こされた新型コロナの最近の感染拡大から判断して、CDCの指針は「時期尚早」で「間違った」ものであったと述べた。

 「CDCは善かれと思ってそうしたが、メッセージは誤って解釈され、時期尚早で、間違っていた。修正すべきだ」とアダムズ氏は17日にツイートした。

 地元テレビ局のKPIX-TVによると、サンフランシスコの沿岸地域の7つの郡は17日に住民に自主的に屋内でマスクを着用するように勧告した。だが、ロサンゼルス郡のマスク着用義務が広く守られることに懐疑的な人々の中に元食品医薬品局長官のスコット・ゴットリーブ氏がいる。

 「私はそれが正しい動きだとは思わない。ワクチン接種を受けた人にマスクを着用しなければならないと言うことはできないと思う」とゴットリーブ氏はCNBCで語った。

 「率直に言って、それは例外である可能性が高いと思う。現時点では義務化に対する支持があまりないため、これを行う州や地方自治体はほとんどないだろう」と同氏は述べた。

 保守系団体フィックス・カリフォルニアを率いるトランプ政権元高官のリチャード・グレネル氏は、ロサンゼルス郡の命令は実質的にワクチンが効かないというメッセージを送ると述べた。

 「それで、われわれはカリフォルニア最高裁判所にワクチン接種者(自然感染者も含む)に対するこの命令をやめるように頼んだ」とグレネル氏は同郡の動きを阻止しようする訴訟に言及してツイートした。

 マスク着用義務はまた、9月14日のリコール選挙の争点となった。

 カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、2021~22年の学年度に、幼稚園から高校までの生徒がマスクを着用する必要があるという州の方針を発表した後、ロサンゼルス郡の命令を無効にするよう共和党からの要求に見舞われた。

 共和党のケイトリン・ジェンナー候補は、マスク着用義務を「ギャビンのシャットダウン2.0」と呼んだ。ジョン・コックス候補は、同郡が「ワクチン接種者たちへマスクを要求することを容認したことはぞっとする。これはやめる必要がある」と述べた。

 「予防接種を受けた個人はマスクを着用する必要はない。医療専門家はそれを明言している」と共和党のリコール選挙候補者、ケビン・フォールコナー氏はツイートした。「不必要な制限を課すのではなく、州を再開する必要がある。ギャビン・ニューサムに常識があれば、もっと踏み込んでこれに反対するだろう。それが私が知事として行うことだ」

 CDCは16日に、7日間平均の新規感染者数が2万6306人に跳ね上がり、以前の7日間平均である1万5541人と比較して69・3%増加したと発表した。ロサンゼルス郡公衆衛生局は、7月4日から感染者数が4倍に増加したと報告した。

 同郡は、7日間平均の感染者数が人口10万人あたり7・1人から8・2人に上昇し、陽性率が6月初旬の0・4%から3・8%に跳ね上がったと述べた。同局は、このデータを「コミュニティで感染拡大が進んでいることを示す警告すべき傾向」と呼んだ。

 「これは非常に厄介であり、もちろん選挙で選ばれた責任ある役人として、われわれは何かをしなければならない」とロサンゼルス郡の監督者ヒルダ・ソリス氏はABCの「ディス・ウイーク」で述べた。「この場合、郡はわわわれの健康についての命令を通じてそれを行う能力を持っている」

 デルタ株は新型コロナの他の変異種よりも感染力が高いが、それが特に致命的または体を衰弱させるものであるという証拠はせいぜい賛否両論だ、と医療機関エール・メディシンは報告した。

 ソリス氏は18日、マスク着用義務が罰則を伴うことを否定した。同氏は、それがデルタ株によって引き起こされた感染拡大に対抗するために必要であると述べた。

 「それには罰則はない。予防のためだ」と同氏は述べた。「ワクチン接種を受けていない人は1千万人中4百万人いるが、その多くは若者だ。この感染は非常に伝染性が高いため、病院への影響を考えると、長期的にはより多くの費用がかかることが分かる」

 ソリス氏は、「このようにマスクを着用義務に戻ることに満足していないが、それでも命を救うことになる。そして今、それが私にとって最も重要なことだ」と付け加えた。

 同氏は、公衆衛生部門が通常そのような点検を実施し、規則を施行するため、マスク命令を取り締まらないという保安官の決定については心配していないと述べた。

 「私はそれについて心配していない。国民は全体として、言われていることや自分自身を守る方法を十分に理解している」と同氏は述べた。

 昨年の予算削減に言及して、保安官のビジャヌ・エバ氏は、同部門が「われわれの限られた資源を費やすのではなく、むしろ自主的な遵守することを求める」と述べた。

 「われわれは、公衆衛生部門が監督委員会および法執行機関と協力して、達成可能であり、科学によって支持されている義務を確立することを奨励する」と同保安官は述べた。

 ロサンゼルスのラジオホスト、共和党のリコール選挙候補者であるラリー・エルダー氏は、同保安官を「1000%!!!」支持したとツイートした。

 ロサンゼルス・タイムズ紙のワクチン接種者データによると、ロサンゼルス郡の住民の約52・6%がワクチン接種を完了しており、州全体の52・2%とほぼ同じだ。

 デルタ株は非常に新しいため、科学者はまだ既存のワクチンが同株に対してどれほど効果的であるか見極めているところだ。しかし、12月に予防接種が開始されて以来、ロサンゼルス郡の感染者のわずか0・09%が、予防接種の完了者だった。

 「わずかな割合であるにもかかわらず、ロサンゼルス郡で現在、著しく増加している感染者を考慮すると、それは重要な数ではない」と同局は述べている。

 デルタ株がどれほど簡単に広がるかを考えると、マスクを着用することを決定した人たちは、おそらくN95マスクにアップグレードすることが必要になるとゴットリーブ氏は述べた。

 同氏は「マスクの品質は、人々が感染しやすく、ウイルスを拡散しやすいより強力なデルタ株のような変異株に対して違いを生むだろう。そして、本当に感染が流行する地域で脆弱な個人の手にN95マスクを渡すことは、重要になると思う」とCBSの「フェイス・ザ・ネイション」で語った。

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