米軍のイラク任務も終了へ アフガニスタンに続いて
(2021年12月15日)

2021年7月29日(火)、イラクのバスラで、イランからイラクへの電力の送電線の後ろに夕日が沈む。イラクでは、電力は、宗派間の権力分立制度に根ざした腐敗の象徴となっている。このため、エネルギー資源の豊富な産油国でありながら、1日14時間にも及ぶ慢性的な停電が発生している。(AP Photo/Nabil al-Jurani)
米国史上の最も長い戦争をアフガニスタンで終えてわずか数か月後、国防総省は木曜日、イラクでの米軍による戦闘任務が正式に終わったことを確認した。それは象徴的な変化だが、色々な意味で大きな意味を持つものだ。
米軍はイラク国内でイスラム系戦闘集団との戦闘任務を終えたが、国防総省当局者は木曜日、軍部隊の帰国までに成就されるべき作業が残っていることを明らかにした。そして「イスラム国」を壊滅させるための国際連帯だった「合同戦闘部隊・生来の決意」は、戦闘分野以外の「助言と支援」任務に移行を完了したことを明らかにした。
「生来の決意」作戦の司令官ジョン・W・ブレナン・ジュニア少将は、ジハード主義グループとの戦いに重要な役割を果たしてきた「多くの勇敢な男女の兵士たち」を称賛し、米軍は「イラク共和国の招待の下で」、訓練・指導のため残留することになる、と述べた。」
イラクの国家安全保障担当のカシム・アル・アラジ補佐官は、木曜日に首都バクダッドで挙行された控えめの式典後に、「我々は連合軍による戦闘任務の終了を正式に発表する」とツイートした。
↓ ↓ ↓
→ログイン(定期購読会員として)して全文を読む
※全文をご覧になるには、定期購読会員(個人、法人)、か年間購読会員になる必要があります。