米国の社会・文化衰退、政治の二極化原因か-世論調査
(2022年1月10日)

2019年7月10日(水)、ペンシルベニア州ウィンドバーの旧ユリカ百貨店にあるペトルニックのキッチン、ドア、ムーア店の外に掲げられたアメリカ国旗の後ろに日が昇っている。(Todd Berkey/The Tribune-Democrat via AP)
米国民の大部分が、米国の社会・文化は衰退していると感じていることが最新の世論調査から明らかになった。
調査会社トラファルガー・グループの調査によると、76・8%が「米国の社会と文化は衰退している」と回答、「発展している」と答えたのはわずか9・8%だった。
民主党、共和党支持者どちらでも同様の傾向が見られるが、共和党支持者に衰退していると感じている人が多く、85・9%に達している。民主支持者では61%、無党派では81・%だった。
2016年にトラファルガーを設立した調査人ロバート・カハリー氏は、「社会的、文化的にどのように衰退しているとみるかは人によるが、明らかなのは誰もが不満を持っているということだ。左派は、十分に『ウォーク(差別などに敏感)』になっていないと感じ、右派は『ウォーク』すぎると感じている」と指摘、不満を抱いていながらも右派と左派で感じ方が大きく違っていると指摘した。
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