シリアでISIS指導者を殺害した作戦、アフガニスタンではほぼ不可能

(2022年2月13日)

国防総省が提供し、2022年2月3日に公開された映像からの画像で、シリア北西部のイドリブ県で「イスラム国グループ」の指導者であるアブ・イブラヒム・アル・ハシミ・アル・クレイシが死亡した襲撃前の屋敷の様子。米政府関係者によると、世界で最も指名手配されているテロリストの1人である過激派指導者は、米軍の精鋭部隊による夜間の襲撃の際に爆弾を爆発させ、自身と家族のメンバーを殺害したとのこと。(AP通信による国防総省)


 それはイスラム過激勢力と闘ってきた米国にとって重要な戦果だった。先週、米国特殊部隊はシリア国境の町で大胆な襲撃作戦を実施し、イスラム国の指導者アブイブラヒム・アルハシミ・アルクレイシを殺害した。その作戦は今のアフガニスタンでやり遂げるのは事実上無理なものだった。

 専門家によれば、今回シリアのイドリブ県で実行したアルクレイシ関連の任務成功は、皮肉なことだが、今も不安定なアフガニスタンで拡大するテロの脅威に米国が対処するのに、何が必要なのかを浮き彫りにした。

 西側の軍隊は、20年におよぶ対テロ戦争の末、昨年夏、アフガニスタンから撤収した。国防総省幹部の無言の抵抗と、テロ対策専門家らの公然の反対にもかかわらず、バイデン大統領は撤退計画を推し進めた。アフガニスタンと周辺諸国で過激派に対峙するには、アフガニスタン国内に米軍を留める必要がある、との警告を押し切った形だった。

 
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