議会を奪還すればバイデン大統領を「穏健」にする 共和党幹部が公約

(2022年4月16日)

2022年3月29日(火)、ワシントンの国会議事堂で、ジョー・バイデン大統領の5兆8000億ドルの予算案について記者団と話し終えた上院少数党首のミッチ・マコネル(共和)。(AP写真/J. Scott Applewhite)

By Haris Alic – The Washington Times – Sunday, April 10, 2022

 共和党のミッチ・マコネル上院院内総務は10日、共和党が11月に議会の多数派を取り戻したら、バイデン大統領に穏健で中道の政治を行わせると約束した。

 ケンタッキー州選出のマコネル氏は「FOXニュース・サンデー」で、民主党が2024年末までホワイトハウスを支配するため、共和党が来年、下院と上院で過半数を占めれば、現実的な道を進むことができると語った。

 「もちろん、われわれは政権と協力して、何が合意できるかを確認しなければならないが、…こう言っておこう。バイデン氏は穏健派として立候補した。もし私が上院の多数党の指導者に、ケビン・マッカーシーが下院議長になれば必ず、ジョー・バイデン氏が穏健になるようにする」

 さらにマコネル氏は、共和党はまだ選挙に向けたアジェンダに取り組んでいるが、有権者にとって身近な問題に重点を置くものになると期待していいと述べた。

 「もし幸運にも多数派になれたとしたら、来年のわれわれの課題は、まさに皆さんと私が話してきたことに焦点を当てることになる。犯罪、教育、国防の強化だ」

 マコネル氏は、共和党はバイデン氏に対し、米国の国際的競争相手による侵略に対してより強い立場を取るよう求めるだろうと付け加えた。

 「ロシアや中国との大国間競争もある。われわれは国際情勢の要求に応えなければならない」

 共和党は昨年11月以来、支持率で民主党を継続的にリードしている。

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