米北方軍、本土に対する中露北からの脅威は高まっている
(2022年6月6日)

2021年8月27日(金)、ワシントンのペンタゴンで行われたジョン・カービー報道官(写真なし)が司会を務めるブリーフィングで、アフガニスタンの状況やアフガン人の避難について話すグレン・バンハーク米北部軍・北米航空宇宙防衛司令官(コロラドスプリングス)の空軍将軍がスクリーンに表示された。(AP写真/Manuel Balce Ceneta)
米北方軍司令官が議会で最近、中国、ロシア、北朝鮮からの米国への脅威が高まっていると述べた。
バンハーク司令官(空軍大将)は、ミサイルの脅威、サイバー攻撃、情報戦が組み合わさったことで北方軍は「かつてないダイナミックで戦略的に複雑な脅威に直面している」と述べた。
上院軍事委員会での5月18日の証言でバンハーク氏は、「北方軍と北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)に託された任務を遂行する能力が侵食されてきており、今後も侵食される」と述べた。バンハーク氏は、米国とカナダが運用するNORADの司令官でもある。
「米国は毎日、情報空間、サイバー領域で攻撃を受けている。競合相手は、わが国の基盤と民主主義、世界中の民主主義を弱体化させることを狙って、偽情報を拡散させ、活発に分断の種をまき、内部対立の火をあおっている」
中国、ロシア、北朝鮮などの敵国は、安全保障の弱点、政策の食い違いに付け込み、とりわけサイバー領域で活発に活動している。
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