レーガンならガザ紛争にどう対処するか

(2023年11月2日)

ロナルド・レーガン大統領(画像提供:レーガン大統領財団・図書館)

By Jennifer Harper – The Washington Times – Wednesday, November 1, 2023

 ロナルド・レーガン氏なら、現在進行中のイスラエル・ガザ地区での紛争にどう対処しただろうか。大統領史家で作家のクレイグ・シャーリー氏がこの疑問に答えている。

 シャーリー氏はワシントン・タイムズに、「もしレーガンが今、大統領だったら、そもそもイスラエルへの攻撃は起こらなかったと思う。大統領とは、有能で、決断力があり、信念があり、そして恐れられる存在でなければならない。レーガンは、アヤトラ・ホメイニのような悪人から恐れられていた。1980年の大統領選挙戦でレーガンは、イランから人質を解放するためにいつ行動するかを明確にしていたからだ。だから、レーガンの大統領就任後、人質は解放された」と述べた。

 その上でシャーリー氏は「私は1980年の選挙戦に関する本を書くために、イラン駐在のブルース・ラングドン氏にインタビューした。ラングドン氏は、イラン人はジミー・カーター(米元大統領)を尊敬していなかったが、レーガンが第82空挺部隊を送り込むことを恐れていた」と強調した。

 「カーターは平和を何よりも大切にする善人だった。しかし、イラン人は平和を大切にしていなかった。平和は、尊重し合う国同士、あるいはナチス・ドイツのように敵対国を完全に打ち負かすことによってのみ達成される。テロリストやいじめっ子は力しか尊重しない。だからこそ、力による平和なのだ」

 シャーリー氏は、1919年~26年まで世界チャンピオンになった伝説のヘビー級ボクサー、ジャック・デンプシーを引き合いに出しながら、「かつてレーガンが言ったように、誰もジャック・デンプシーをいじめたことはない」と締めくくった。

バイデン大統領、退任控え米中技術協定を延長 議会は破棄を要求

(2024年12月19日)

尹大統領失脚なら左派政権復活も 日米との関係に深刻な影響-韓国

(2024年12月11日)

トランプ次期政権の中東戦略の鍵サウジ イランが障害に

(2024年12月08日)

ノートルダム再開式典にトランプ氏招待 バイデン時代の終わり

(2024年12月06日)

トランプ大統領、北朝鮮の核保有容認も 韓国には大きな衝撃

(2024年12月02日)

トランプ関税は自動車部門に深刻な打撃 メキシコが警告

(2024年11月30日)

日韓歴史問題が再燃 佐渡追悼式典巡リ誤報

(2024年11月28日)

トランプ氏再選で日韓に緊張感

(2024年11月23日)

トランプ氏再登板は東南アジア各国に利益

(2024年11月15日)

中国国営メディア、米民主主義を批判 マルクス主義推進の一環か

(2024年11月11日)
→その他のニュース