トランプ氏、中国に不満「ロシアとインド奪った」

(2025年9月10日)

ワシントン・タイムズ紙ビデオ映像より

By Jeff Mordock – The Washington Times – Friday, September 5, 2025

 トランプ大統領は、インドとロシアの首脳が中国の習近平国家主席と会談した後、両国が中国に「奪われた」ように見えると述べ、中国が同盟強化を図る中、ロシアとインドに対する不満を強調した。

 「インドとロシアが、深く暗い中国に奪われたようだ。3カ国は長く続く、発展する未来を手に入れたのかもしれない」-3人の世界的指導者が中国での首脳会談で習氏と一緒に写った写真の上に、トランプ氏は5日、トゥルース・ソーシャルにそう記した。

 トランプ氏の投稿は、習氏が今週初め、天津で開催された上海協力機構(SCO)首脳会議にロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相を歓迎したことに続くものだ。3人は、第2次世界大戦終結80周年を記念して北京で開催された軍事パレードで会談した。

 会談で3人の指導者は、同盟関係と関係強化について話し合った。3人とも、ウクライナ紛争と貿易戦争に関するトランプ氏の姿勢について、怒りを表明している。モディ氏はまた、インドとパキスタンの紛争の停戦はトランプ氏のおかげだというトランプ氏の主張に反発している。

 トランプ大統領は先週、インドがロシア産原油を購入していることに対する制裁として、インドから米国に輸入される大半の品目に50%の関税を課した。ロシア産原油購入は、ウクライナに侵攻したロシア軍を資金面で支援する行為だ。

 今週初め、トランプ大統領は3人の指導者が米国に対して陰謀を企てていると非難し、習氏に対し、第2次世界大戦中に米国が日本の侵略者を撃退するために兵士を犠牲にしたことを思い出すよう促した。

 トランプ氏はトゥルース・ソーシャルに「最大の疑問は、中国の習近平国家主席が、非常に敵対的な外国侵略者から自由を守るため、米国が中国に提供した膨大な支援と『血』について言及するか否かだ。中国の勝利と栄光を求める戦いで多くの米国民が命を落とした。彼らの勇気と犠牲が正当に称えられ、記憶されることを願う」と投稿した。

 「習近平主席と素晴らしい中国国民が、偉大で永続的な祝賀の日を過ごされますように。ウラジーミル・プーチン氏と金正恩氏に心からの敬意をお伝えください。あなた方は米国に対する陰謀を企てている」

 中露は、軍事パレードでの反米陰謀説をトランプ氏が主張したことに対し反論した。

 中国外務省の郭嘉昆報道官は「目的は平和を愛する国々と人々と共に歴史を記憶し、命を捧げた人々を称え、平和を大切にし、未来を見据えることにある」と述べた。

 プーチン氏の側近ユーリ・ウシャコフ氏は、トランプ氏の陰謀説の主張について誤りだと指摘した。

 ロシア国営メディアによると、ウシャコフ氏は「(米国に対する)陰謀を企てた者も、何かを企てた者も、陰謀も存在しなかった。さらに言えば、そのような考えすら誰にもなかった。ロシア連邦、中国、北朝鮮の3カ国の指導者たちにもそのような考えはなかった」と述べた。

トランプ大統領(中央右)が中国の習近平国家主席と握手を交わす。メラニア・トランプ夫人(右)と彭麗媛夫人(左)が見守る中、2026年9月25日(金)、ワシントンD.C.の国立公文書館に到着した。(AP通信/ジュリア・デマリー・ニキンソン撮影)

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