「バイデンフレーション」Xマスの食卓直撃

(2021年12月22日)

新しい業界レポートと労働統計局のデータによると、バイデン大統領の就任1年目を特徴づけた猛烈なインフレは、クリスマスディナーに影響を及ぼすという。(写真提供: Matthew Mead,Associated Press)

By Jennifer Harper – The Washington Times – Monday, December 20, 2021

 11月下旬の感謝祭を直撃した食料品高騰をめぐって、バイデン米大統領とホワイトハウスへの非難が高まったが、「バイデンフレーション(バイデン氏とインフレを合わせた造語)」はクリスマスの食卓にも影響を及ぼそうとしている。

 クリスマスの定番食料品の価格は、前年比15・4%高。そのうち七面鳥、豚肉、ジャガイモ、ニンジンは14・2%高で、デザートに使用される小麦粉、砂糖、卵、スパイスの価格は35・8%も上昇している。

 データ分析会社、ミンテックは「米クリスマスディナー指数」を公表、「物価が高騰する中、クリスマスを前にさらに上昇へと向かっている。記録的な高さだ」といっそうの食料品価格の上昇を予測している。

 共和党全国委員会の幹部、トミー・ピゴット氏は、「バイデンフレーションによる物価急上昇で米国民は、メリークリスマスどころではない」とバイデン大統領を非難、「バイデン氏は、労働者を力づけていない。全米国民を貧しくしている」と政権の経済政策のまずさを指摘した。

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