オバマ夫人と対決でもトランプ氏が勝つ―世論調査
By Mallory Wilson – The Washington Times – Monday, April 1, 2024
世論調査によると、ミシェル・オバマ元大統領夫人が民主党候補として大統領選に出馬した場合、トランプ前大統領が勝つという結果が出た。
デイリー・メール・コム/J.L.パートナーズが実施した世論調査によると、オバマ夫人はトランプ氏に3ポイント差で負けるという。
有権者1000人を対象にした世論調査では、トランプ氏の支持率は47%、オバマ夫人は44%だった。
バイデン大統領も同じ世論調査でトランプ氏に3ポイント差で負けている。民主党の一部では、オバマ夫人が81歳のバイデン氏の後任として党候補の地位を手にすることが期待されているが、夫人は出馬を否定している。
J.L.パートナーズの共同設立者である世論調査員のジェームズ・ジョンソン氏は、デイリー・メール紙に「一部で、バイデン氏に何かあった場合の救済策としてミシェル・オバマ氏を推す声が根強い」と語った。
「しかし、有権者はトランプ氏よりもミシェル氏に投票することはなく、バイデン氏にも投票することはないことが判明した。トランプ氏が全体に優位であり、独立系の候補者がいてもこれは変わらない。あまり現実的ではないものの、オバマ夫人が民主党を救う力になりうるという考えはこの調査で完全に否定された」
数カ月前から、オバマ夫人が米国市場最高齢の大統領バイデン氏の後任として選挙戦に飛び込むという話が出ている。
先月、オバマ夫人(60)の事務所はこのうわさを一蹴した。
オバマ夫人の事務所の広報責任者クリスタル・カーソン氏はNBCニュースに「ミシェル・オバマ元大統領夫人は、何年にもわたって何度も表明してきたように、大統領選に出馬することはない」と語った。
「オバマ夫人はジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領の再選を支持している」
オバマ夫人はこれまでも、ホワイトハウスに再び足を踏み入れるという考えを否定してきた。
昨年のネットフリックスの特別番組で、オプラ・ウィンフリー氏に「政界入りは難しい」と語った。
「本人が望んでいないといけないし、本気でないといけない。大切なことだから。私にそんな気はない」
夫人は2019年、ザ・ナショナルに対し、大統領選に出馬する可能性は「ゼロ」だと語っていた。
「この国を良くし、より良い世界を築く方法はたくさんあり、私は若者たちとの活動から、家族が健康的な生活を送るための支援まで、さまざまなことをやり続けている。でも、大統領執務室の机の向こうに座ることは、決してそのうちの一つではない。私には向いていない」と当時は語っている。
2022年にはBBCのインタビューで、大統領選出馬の可能性について聞かれることは「ぞっとするほど嫌なこと」と語っている。
この調査は3月20~24日にかけて、固定電話、携帯電話、SMS、アプリで実施された。誤差はプラスマイナス3.1ポイント。