コメンタリー
中国と北朝鮮 水中無人攻撃艇を開発、魚雷搭載か
(2023年4月15日)
中国と北朝鮮は、ロシアの核兵器搭載型の原子力魚雷「ポセイドン」に似た水中無人攻撃艇の開発を進めている。
中国の新型の超大型水中無人艇は、2月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された兵器見本市で公開された。開発したのは中国船舶工業集団(CSSC)705研究所で、魚雷発射管用の開口部が四つあり、潜水艦や水上艦を攻撃するために使われる可能性が高いことを示している。 →続き
中国の新型の超大型水中無人艇は、2月にアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開催された兵器見本市で公開された。開発したのは中国船舶工業集団(CSSC)705研究所で、魚雷発射管用の開口部が四つあり、潜水艦や水上艦を攻撃するために使われる可能性が高いことを示している。 →続き
弱いバイデン政権に付け込む中露
(2023年4月13日)
米国民は、1月に米大陸を横断した中国のスパイ気球が、実際に米国のいくつかの軍事拠点から情報を収集していたことを知った。ところがバイデン政権は当時、気球は中国にとって「地球の低軌道上の衛星などを通じて収集できる可能性がある」程度のものであり、「限定的な価値」しかもたらさないと断言していた。
NBCニュースは3日、2人の米高官の話として、「中国は、気球を制御することができたため、いくつかの(軍事)施設の上を何度も通過し(時には8の字飛行)、収集した情報をリアルタイムで北京に送信することができた。中国が収集した情報は、画像よりも、兵器システムから拾ったり、基地関係者からの通信を含む電子信号によるものがほとんどだった」と報じた。 →続き
NBCニュースは3日、2人の米高官の話として、「中国は、気球を制御することができたため、いくつかの(軍事)施設の上を何度も通過し(時には8の字飛行)、収集した情報をリアルタイムで北京に送信することができた。中国が収集した情報は、画像よりも、兵器システムから拾ったり、基地関係者からの通信を含む電子信号によるものがほとんどだった」と報じた。 →続き
米国の農地買い漁る中国、食料安全保障への脅威に 議会や州で規制の動き進む
(2023年4月8日)
中国政府は、組織的に米国の農地を買収している。増える中国国内の需要を満たし、減少する農地と水質汚染によって縮小する農業部門を補完し、自国の食料安全保障を強化するための戦略の一環だ。一方で米国でも、中国などによる農地買収への警戒感が強まっている。
外国の土地取引の監視を担当していたマーシャル・ビングスリー元財務省次官補によると、中国政府は20年以上前から、米国の国家安全保障に関わる施設近くの土地、不動産の購入に取り組んできた。中国はまた、法執行機関に近いニューヨークのオフィスビルも購入しているという。 →続き
外国の土地取引の監視を担当していたマーシャル・ビングスリー元財務省次官補によると、中国政府は20年以上前から、米国の国家安全保障に関わる施設近くの土地、不動産の購入に取り組んできた。中国はまた、法執行機関に近いニューヨークのオフィスビルも購入しているという。 →続き
台湾、自衛への備え不十分 米が中国と直接衝突か
(2023年4月7日)
【ソウル】台湾を守る米国の使命は、孤独なものになりつつある。
西側諸国の強力な軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)が台湾防衛に参加することはなく、台湾軍は戦力不足で、有事に米軍と行動した経験もあまりない。 →続き
西側諸国の強力な軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)が台湾防衛に参加することはなく、台湾軍は戦力不足で、有事に米軍と行動した経験もあまりない。 →続き
都市封鎖は正しかったのか-新型コロナ
(2023年4月5日)
多くの人々が新型コロナウイルスの経験を記憶の彼方に追いやろうとしているのも無理はない。何が正しくて何が間違っていたのかを明らかにしようとすると、今や神話に近い人物となっている多くの人々が恥をかくことになるだろう。
それでも、けじめは必要だ。私たちの安全を守り、新型コロナの蔓延(まんえん)を防ぐ責任を負っている人々は、多くの間違いを犯し、私たちの期待する成果を出せなかった。調査が必要であり、それは、単に成果を誇示するためではなく、新型コロナのようなものが再び、出現したときに備えておくべきだと考えるからだ。 →続き
それでも、けじめは必要だ。私たちの安全を守り、新型コロナの蔓延(まんえん)を防ぐ責任を負っている人々は、多くの間違いを犯し、私たちの期待する成果を出せなかった。調査が必要であり、それは、単に成果を誇示するためではなく、新型コロナのようなものが再び、出現したときに備えておくべきだと考えるからだ。 →続き
ウクライナで苦戦のロシア、東アジアでミサイル試射
(2023年3月31日)
岸田文雄首相のウクライナ訪問から1週間、米空母が合同訓練の一環として韓国に停泊した28日にロシアは、日本海に向けて対艦ミサイル2発の試験発射を行った。
ロシアは、高速ミサイル艇2隻が、日本海のウラジオストクの南にあるピョートル大帝湾での訓練中に、100キロ離れた模擬目標に向けて2発のミサイルを発射したと発表した。モスクワ・タイムズによると、発射されたのは巡航ミサイル「モスキート」で、音速の3倍の速さで飛行でき、射程は160キロ以上という。 →続き
ロシアは、高速ミサイル艇2隻が、日本海のウラジオストクの南にあるピョートル大帝湾での訓練中に、100キロ離れた模擬目標に向けて2発のミサイルを発射したと発表した。モスクワ・タイムズによると、発射されたのは巡航ミサイル「モスキート」で、音速の3倍の速さで飛行でき、射程は160キロ以上という。 →続き
識別圏侵入で台湾に圧力 中国軍機は昨年79%増、月144機-米CSIS報告
(2023年3月31日)
米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)の報告書によると、中国軍機が台湾の防空識別圏(ADIZ)への侵入を増加させ、台湾への軍事的圧力を強化している。
報告書は、台湾国防部が提供したデータを分析したもので、ADIZ侵入は昨年8月にペロシ米下院議長(当時)が台湾を訪問した後にピークに達した。 →続き
報告書は、台湾国防部が提供したデータを分析したもので、ADIZ侵入は昨年8月にペロシ米下院議長(当時)が台湾を訪問した後にピークに達した。 →続き