ビジネス・経済


米経済の将来を偽るバイデン政策

(2022年9月1日)
 「未来は過去とは違う」と、希代の男、(プロ野球選手)ヨギ・ベラは皮肉を言ったとされている。彼は、自分の未来がどうなるか、正しく予測できなかった。地平線上に表れる未来は、わずか、1ドルにも届かなく見えるものなのだ。自力で世界の頂点に立った米国人が、驚くべきことに、世界経済の暗黒の真っただ中にいる。バイデン大統領の国民に新たな税負担を課すとする戦略が、この絶望的闇を深めることは間違いない。
 人類がこれまでに成し遂げた業績により、世界は、一挙に飛躍的進歩を遂げるに違いないと思われたにもかかわらず、21世紀30年目に差し掛かり、目に映るのは、絶望との闘いに突き進んでいる世界の姿だ。ピュー・リサーチ・センターの最新の調査で、えり抜き→続き

イーロン・マスク氏、ツイッターの偽アカウント情報入手へ

(2022年8月20日)
 テスラとスペースXのCEO、イーロン・マスク氏は、ソーシャルメディア企業ツイッターの買収交渉を停滞させる原因となっていた偽アカウントの数に関するデータの入手に近づいている。
 報道によると、マスク氏はまもなく、ツイッターの元幹部で消費者向け製品のゼネラルマネジャーだったケイボン・ベイクプール氏から文書を手に入れる可能性がある。 →続き

バイデン氏は退くべきだ

(2022年8月11日)
 バイデン大統領が、テレプロンプターに遅れずに付いていくのに苦労した際には、眼鏡が役立つかもしれないが、彼が現在の米経済を見る近視眼的病には、明白な治療法は見当たらない。景気後退の兆候に対する彼の見る目のなさは、まだ任期の半分も満たしていないのに、もう米国人は、彼に何が何でも歴史書の中に引っ込んでほしいという結論に行き着いてしまっている。
 バイデン氏は先週、木曜日に行われた第2四半期の国内総生産(GDP)成長率低下についての発表に対応するため、ホワイトハウスの演壇に立った。予想に反して彼は、雇用の伸び率の増加、失業率の低下、いわゆるインフレ低減法案の利点を宣伝した。「あれは、私には、不況のようには聞こえない」と、彼はうなるよう→続き

バイデン氏が招いた不況

(2022年8月4日)
 明らかであり、今や公認されている。つまり米経済は不況に陥っている。パワーを失ったジェット旅客機のように、国を動かす生産力は、プスンプスンと音を立て、きしみながら着陸した。国民は、かぶったほこりを払って、バイデン大統領と民主党の仲間に、不幸へのフライトに燃料を供給してくれたと感謝するはずだ。
 経済分析局は木曜日、米経済は第2四半期に0.9%縮小したと報告した。第1四半期には国内総生産(GDP)は1.6%減少しており、傾向線は典型的な不況を示している。 →続き

人手不足のホテル、夏の旅行シーズンへロボット導入

(2022年7月10日)
 アニメ「宇宙家族ジェットソン」のロージーや「スター・ウォーズ」のC-3POのようなロボットはずっと前から、架空のオーナーを助け、身の回りの雑用をこなしてきた。今、実際のロボットがホテルで活躍し、夏の旅行ブームの中でスタッフ不足を補っている。
 ボストンのマンダリン・オリエンタル・ホテルの宿泊客はアプリを使って、ロボットの「モビ」に、子供を喜ばせるためにロブスターのぬいぐるみを買って、部屋に届けさせることができる。モビは自走するロボットで、大きさは家庭のごみ箱より少し大きい。部屋の前まで来ると、宿泊客の携帯電話に音で知らせる。 →続き

米国の商工会議所は誰のものか

(2022年6月30日)
 先週、ジム・バンクス議員が率いる共和党下院議員らは、「米商工会議所(USCC)」に代わる「全米自由企業商工会議所(AFECC)」の創設を祝った。USCCは、ワシントンの支配層が信奉し、すでに時代にそぐわなくなった政治思想を代表する機関となっている。
 共和党議員らは、USCCは中国を富ませることに焦点を合わせ過ぎていたと明確に指摘した。これに対するUSCCの反応は残念なものだった。声明で、「…今日、USCCは、インフレを抑制するために、国内のエネルギー増産と関税引き下げを提唱している」と表明した。 →続き

バイデン大統領のガソリン税優遇措置に身内からも反発

(2022年6月28日)
 ドライバーがガソリン給油時に支払う連邦税の一時的な停止を議会に求めるというバイデン大統領の提案に、民主党議員らが反発している。
 議会指導者を含む大統領自身の党内の多くの人々からの反対は、中間選挙を前に、燃料費を下げ、批判から身を守るための簡単な解決策はないという現実をホワイトハウスに突きつけている。 →続き