COVID-19


新型コロナは武漢研究所から流出―MITの生物学者

(2024年6月12日)
 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の分子生物学者アリーナ・チャン氏は、新型コロナウイルスは中国の武漢ウイルス研究所の実験室から流出した可能性が高いことを示す強力な証拠を提示した。
 ニューヨーク・タイムズ紙(2日付)への寄稿でチャン氏は、このウイルスの起源を巡り熱い議論が戦わされているが、武漢の研究所で操作された致死性の高い改良コウモリウイルスの扱いを中国の科学者が誤ったとの結論で決着するはずだと主張した。 →続き

新型コロナ、研究所由来説が浮上 米豪チームが分析

(2024年3月17日)
 新型コロナウイルスの発生源は実験室からの流出であるとする説は、これまで陰謀説として否定されてきたが、最新の研究で、有力な説として浮上した。
 オーストラリアとアリゾナ州の研究チームは、この種のものとしては最も包括的と評価されているリスク分析ツールを使用し、新型コロナウイルスが「自然ではない」起源から発生したのか「自然な」起源から発生したのかを評価した。英紙デイリー・メール紙が報じた。 →続き

カナダの研究者が中国軍に協力 致死性の高いウイルスを提供

(2024年3月12日)
 機密解除されたカナダ政府の文書によると、高度な安全対策が取られているウィニペグのウイルス研究所で、中国生まれの研究者2人が中国人民解放軍(PLA)と秘密裏に協力し、致死性の高いウイルスサンプルを中国に提供していたことが明らかになった。
 この2人の科学者、邱香果(Xiangguo Qiu)と成克定(Keding Cheng)は夫婦で、2019年3月に武漢ウイルス研究所(WIV)にエボラウイルスとニパウイルスのサンプルを提供し、コウモリウイルスの研究にも関わっていた。WIVは、その8カ月後に始まった新型コロナウイルス感染拡大の起源の可能性が高いと一部の米情報機関はみている。 →続き

バイデン米政権が「反ワク本」検閲でアマゾンに圧力

(2024年2月12日)
 バイデン米政権の高官は、新型コロナウイルス・パンデミックの最中、インターネット通販最大手アマゾンの関係者をホワイトハウスに呼び、同社のウェブサイトで販売されていた、コロナワクチンの安全性と有効性を疑問視する書籍の「プロパガンダと偽情報」について話し合っていた。
 ホワイトハウス当局者は2021年3月、「ワクチンの偽情報」に関連する書籍について、「アマゾンを1週間叱り付け」、「これらの書籍の知名度を下げるために」どのような措置を取ることができるか、同社関係者に尋ねたという。下院司法委員会のジム・ジョーダン委員長(オハイオ州選出、共和党)が5日に公開したアマゾンの電子メールで明らかになった。 →続き

新型コロナは武漢ウイルス研究所で作られた 米国防総省が報告

(2023年9月1日)
 米国防総省の医療情報部門の科学者らは、新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)中に、この病気の発生が武漢にある、今や有名になった中国の研究所で作られたウイルスによって引き起こされたことを示唆する証拠を発見していた。
 国防情報局(DIA)の国立医療情報センター(NCMI)の2人のウイルス専門家は、新型コロナが人への感染力を持つこと、武漢ウイルス研究所で過去に動物ウイルスを人に感染しやすくするための実験が行われていたことを基に、新型コロナは生物工学によって作られたものだと結論づけていた。 →続き

コロナ発生源、判断に消極的な情報機関

(2023年7月5日)
 何百万人もの犠牲者を出した新型コロナウイルスの発生源は、米国民が納得するほど解明されていない。しかし、米国の情報機関は、最も可能性の高い原因について詳しく調べようとせず、ただ見ているだけだ。
 決定的な説明がないのだから、もっともらしい説明を探さざるを得ない。新型コロナは実験で作られ、武漢ウイルス研究所(WIV)から流出した可能性がある。中国が責任を取ろうとしない以上、米国は慎重を期して、中国から距離を置くべきだ。 →続き