カルチャー


女子スポーツの擁護者、民主党の牙城突破へ

(2025年2月17日)
 これまで、民主党の知事が生物学的男性の女子スポーツ参加を禁止する法案に署名したことはない。しかし、男女別スポーツを支持する活動家たちは今年、ニューメキシコ州からその壁を突破しようとしている。
 13日、トランスジェンダー・アスリートの問題を巡って活動家たちがサンタフェに集まり、「女性のスポーツ保護法(HR185)」に関する委員会公聴会が開かれる。この法案は、女子・女性の競技への「男性の参加」を禁止するものだ。 →続き

バンス副大統領、トランプ政権は信教の自由を「回復し、拡大させる」-宗教自由サミット

(2025年2月8日)
 J.D.バンス副大統領は5日、トランプ政権は信教の自由という米国の核となる価値観を受け入れ、支持し、あらゆる信仰を持つ人々を保護するとともに、「米国民が自身の良心を訴え、考えを語ることを妨げるために使われる」連邦政府の検閲の取り組みを後退させると述べた。
 ワシントンで開催された「国際宗教自由サミット2025」でバンス氏は、ホワイトハウスは信仰を持つ国民の味方だと強調。新政権は国外で無神論を推進したり、宗教を弱体化させるような活動を支援したりするために税金を使うことをやめると述べた。 →続き

トランプ氏勝利がスポーツ界にも波紋 保守系メディア「アウトキック」

(2025年1月30日)
 大統領選の結果を受けてアスリートたちが勢いづき、トランプ大統領への支持を表明したことで、ウォーク(リベラルな価値観を持つこと)なスポーツ業界が中道へと軸足を移しているようだ。それを最もよく分かっているのは、保守系ニュースサイト「アウトキック」だ。
 アウトキックは、クレイ・トラビス氏が設立し、スポーツ、政治、カルチャーを扱う保守系メディアだ。国歌斉唱時に膝をつくことから、LGBTの権利を啓発する「プライド月間」、女性スポーツへの男性アスリートの進出まで、フィールド内外での左翼的な表現を非難することで、長年スポーツメディアの潮流に逆らってきた。 →続き

「オハイオ」はダサい? TikTokが増幅する若者言葉

(2025年1月29日)
 最近、子供が「オハイオっぽい(so Ohio)」と言うのを聞いたことがあるなら、褒め言葉でないことは知っておいてほしい。
 「TikTok(ティックトック)」は「アルファ世代(2010年以降に生まれた世代)」に新しい言語を生み出す場を提供したが、彼らが何を話しているのかを理解するのは難しいようだ。 →続き

トランプ政権、学校から「性的図書」撤去開始 前政権から転換

(2025年1月27日)
 米教育省は、いわゆる図書禁止令に反対する11件の訴えを却下し、性的描写を含む図書の撤去を阻止しようとするバイデン政権の闘いに取り掛かった。
 同省公民権局(OCR)の弁護士は、申し立てを検討した結果、「書籍は『禁止』されている」のではなく、学区が「年齢にそぐわない教材を評価し、削除するための常識的なプロセス」を実施していると指摘した。 →続き

女子スポーツは女性だけのもの 下院で法案可決

(2025年1月16日)
 下院共和党は14日、生物学的男性の女子学校スポーツ参加を禁止する法案を可決した。この問題はドナルド・トランプ次期大統領の優先課題の一つだ。民主党は反対した。
 下院は218対206で法案H.R.28を承認した。学校での性別による差別を禁止する1972年の教育改正法第9編(タイトル9)を改正し、連邦政府から資金援助を受けている教育機関で、「性別が男性である者が、女性または女児のために作られた運動プログラムや活動に参加すること」を禁止する。 →続き