米国内


ニューヨークの危険な左翼

(2024年12月13日)
 米国人は無法状態にうんざりしている。9日にマンハッタンの陪審員が、混雑した地下鉄で問題を起こした人物を取り押さえたダニエル・ペニー氏を無罪としたことで、それが明らかになった。
 マンハッタン地区検察官のアルビン・ブラッグ氏は、取り押さえられた男がその後、死亡したことを受けてペニー氏を投獄しようとした。この意図しない結果に対してペニー氏に厳罰を科すことは、暴力犯罪が目の前で行われても法を守る市民は見て見ぬふりをするべきだというメッセージを伝えることになる。 →続き

親の同意なくても性転換支援 学区方針への異議申し立てを最高裁が却下

(2024年12月10日)
 連邦最高裁は、ウィスコンシン州の学区が保護者の同意なしに生徒の性転換を支援する方針を示したことに対する異議申し立てを却下した。3人の判事は9日、この裁判の再審理を支持していたことを明らかにした。
 この異議申し立ては、2021年に親の同意なしに生徒の性自認の変更を支援する方針を発表したオークレア地域学区の生徒の両親によって起こされた。方針のガイダンスには、親に知らせる必要があると記されている。 →続き

ハンター・バイデン氏への恩赦

(2024年12月7日)
 バイデン大統領は、息子を恩赦しないと言った時、真実を語っていなかった。バイデン氏は1日、ハンター氏が2014年以降に犯したすべての不正行為に適用される「刑務所から出る無料カード」を発行した。
 この父親としての恩赦は不快で過剰だが、一つの利点がある。それは、新しい政権が過去にとらわれることを防ぐことだ。 →続き

新型コロナ、中国の研究所流出の「可能性高い」 米議会が断定

(2024年12月4日)
 世界中で数百万人を死亡させた新型コロナウイルスは、中国の研究室から流出した可能性が高い-2年間にわたる議会の調査報告が2日に公開され、こう結論付けた。
 「コロナウイルス・パンデミック(感染拡大)に関する下院特別小委員会」は、米保健当局、特にアンソニー・ファウチ博士が研究室からの流出説を否定し、新型コロナウイルスは自然界で発生したという説を推し進めたことを非難した。 →続き

「女子スポーツを守れ」シャツ禁止で高校生が提訴

(2024年11月29日)
 2人の女子高生陸上選手が、「セーブ・ガールズ・スポーツ(女子スポーツを守れ)」と書かれたTシャツの着用を禁止されたとして高校を提訴した。学校側は、その「敵対的な」メッセージがナチスのかぎ十字と同等だと指摘していた。
 この訴訟は、カリフォルニア州リバーサイドのマーティン・ルーサー・キング高校のスピーチコード(言論、服装などへの規制)の無効化を求めるもので、同州中央地区連邦地方裁判所に先週提出された。このスピーチコードでは「特定の保護対象グループに基づいて、敵対的または威圧的な環境を作り出す可能性がある」メッセージを含む服装を禁じている。 →続き

競争を否定する左派 多様性・平等・包括性を支持 元米下院議長 ニュート・ギングリッチ

(2024年11月27日)
 スポーツは米国の文化に欠かせないものだ。フットボールスタジアム、バスケットボールアリーナ、野球場、テニスコート、ゴルフコースなど、米国の風景を彩るスポーツ施設を見れば分かる。
 米国の若者は、ランニング、フィギュアスケート、アクロバット、ゴルフ、ボウリング、水泳、スキーなどの個人スポーツを練習して育つ。野球、バスケットボール、サッカー、フットボールなどの団体スポーツも盛んだ。親は何時間もかけて子供を練習会場まで送り迎えしている(良くも悪くも、教科指導に費やす時間よりはるかに長い)。 →続き