米国内


初めての妊娠の中絶は出産に比べて精神面に悪影響

(2023年7月17日)
 青い州(民主党が強い州)のほとんどで、女性のメンタルヘルス(心の健康)を守るために、胎児が母体外で生存可能になった後も人工妊娠中絶を認める法律がある。しかし、新たに発表された論文は、中絶は事態を改善するどころか悪化させていることを示している。
 プロライフ(中絶反対派)の「シャーロット・ロージアー研究所」は10日に発表した査読付き論文で、初めての妊娠で中絶した女性は、メンタルヘルスの治療を受けるケースが最初の妊娠で出産した女性よりも大きく増加することが分かった。 →続き

女子更衣室に「男性」 水泳選手の抗議に法律の壁

(2023年7月16日)
 トランスフォビア(トランスジェンダー嫌い)というレッテルを貼られることを恐れて、生物学的男性の女子ロッカールーム使用に反対することにちゅうちょする女子がいる一方で、アビゲイル・ウィーラーさん(16)は毅然と声を上げた。
 水泳選手のアビゲイルさんは今、女性選手のプライバシーと安全が損なわれていると訴えている。イリノイ州スプリングフィールドにあるYMCAで、成人男性が女子更衣室で着替えをしていたことに強く抗議したことから、所属していた水泳チームから追い出され、出入り禁止になったためだ。 →続き

ソーシャルメディアへの投稿を抑圧した職員の正体を暴いた判事

(2023年7月15日)
 米国人の言論を検閲するようソーシャルメディア・プラットフォームに圧力をかけたバイデン政権を非難した連邦判事は、ツイッター、フェイスブック、ユーチューブ、その他のサイトに圧力をかけ、反対する内容の投稿を削除し、ユーザーを追放した、無名だが強力なホワイトハウスのスタッフ・グループに焦点を当てた。
 テリー・A・ドーティ連邦地裁判事は、二つの州と原告団がバイデン政権を相手取って起こした訴訟について、「間違いなく、米国史上最も大規模な言論の自由に対する攻撃に関するものだ」と述べた。 →続き

オランダのミス・ユニバース・コンテストでトランス女性が優勝

(2023年7月12日)
 オランダで土曜日に開かれたミス・ユニバース・コンテストで、トランスジェンダーの女性が優勝者に選ばれた。
 セレブやエンタメ関連のニュースサイト「TMZ」によると、リッキー・ヴァレリー・コレさんがナタリー・モグベルザダさんを破り、コンテストの最高賞を獲得した。 →続き

AIによる「人類滅亡」阻止へチームーオープンAI

(2023年7月11日)
 米振興IT企業オープンAIは、成長を続ける人工知能(AI)技術が暴走し、人類滅亡に拍車をかけることを防ぐためのチームを編成する。
 人気の対話型AI「チャットGPT」を手掛けるオープンAIは、AIは、世界のさまざまな課題の解決に役立つ新たなスーパーインテリジェンス(超知能、人間の能力を超えた人工知能)を生み出し、人類が発明した中で最も重要な技術になると主張している。 →続き

全面禁止か15週以降か 中絶めぐり反対派が議論

(2023年7月1日)
 ロー対ウェイド裁判の判決から1年後、プロライフ(中絶反対)派は、人工妊娠中絶を全国的に制限するよう議会に働き掛けることでは一致しているが、全面禁止か15週以降の制限かについては合意できていない。
 活動家たちは24日、ドブス対ジャクソン女性保健機構裁判の最高裁判決の記念日を祝うために全国で集会を開いた。この判決は、1973年のロー対ウェイド判決で規定された中絶に対する国家による権利を覆し、判断する権限を各州議会に戻した。 →続き

他国にLGBTアジェンダを押し付けるバイデン米政権

(2023年6月19日)
 バイデン米政権が外交政策でLGBTQイデオロギーを推進することは、この問題で立場が米国と異なる国々を遠ざけるリスクがあると、「家庭調査協議会」が13日公表の分析で指摘した。
 「LGBTに特化した政策を世界中に押し付けることは、外国の文化や法律を遠くから変えようとする強制的な試みであり、信教の自由などの人権を奪うものだ」。キリスト教福音派の同協議会は分析の中でこう主張している。 →続き