米国内


軍に敬意払わない若者 海兵隊員に暴行

(2023年6月8日)
 メモリアルデー(戦没者追悼の日)の週末、南カリフォルニアのビーチで、30人から40人の若者が、非番の海兵隊員3人に暴行を加え、その様子が動画に収められた。3人がサンクレメンテのピアボウル付近で花火をするのをやめるよう若者たちに求めたことで事件は起きた。
 海兵隊の一人、ハンター・アントニーノさんは、ロサンゼルスのテレビ局KCALに「彼らは花火を打ち上げていて、乱暴で、不愉快で、他の人々に迷惑をかけていたので、近づいて、やめるように言った。私たちは海兵隊員だ、出ていってくれと言ったが、応じてくれず、花火を続けていた」と述べた。 →続き

FBIの内部告発者が直面する厚いハンディキャップ

(2023年6月6日)
 米国の連邦捜査局(FBI)の問題を内部告発した人物が、そのしっぺ返しを受けた場合、頼れる味方も得られず、面倒な行政手続きを余儀なくされて、しかも自らに有利な結果を得るのは稀だ、内部告発の事情に詳しい有力弁護士はそう指摘した。
 内部告発の事案をフォローしてきた司法省のデータは、そのことを裏付けている。「FBIが(告発者に)適用する手順は、同機関でおとなしく務める人々に適用しているものとほとんど同じだ」、内部告発を扱ってきたダン・マイヤー弁護士は、ワシントン・タイムズ紙とのインタビューでそう語った。 →続き

チャットGPT、自信満々の答えは不正解

(2023年6月5日)
 対話型AI「チャットGPT」は現代のコンピューター工学の驚異であり、衝撃的なほど優れた英語の使用者かもしれない。ただ、それが正確かは別である。
 この人工知能言語ツールは、歴史、財政、ポップカルチャーなど、さまざまなテーマで事実を間違えて記憶しているようだ。 →続き

資金難の機関が 「オール・ジェンダー」トイレの設置を命令

(2023年6月4日)
 すでに10億ドル規模の整備不良にあえいでいる米国の野生生物保護区では、まだ個室トイレがないすべての施設に従業員用の「すべてのジェンダー用」トイレを設置するよう命じられたところだ。一方、1人用のトイレは、直ちに「すべてのジェンダー用」としなければならない。
 米国魚類野生生物局は、今回の変更は、「ジェンダー・ノンバイナリーな従業員」に対応するというバイデン大統領の目標を前進させるためのものだと述べた。「ジェンダー・ノンバイナリー」とは、ここ数十年、米国内のLGBTQコミュニティーで広まった用語で、出産時に指定された性別を自認しない生物学的男性または生物学的女性を広義に指している。 →続き

公衆衛生局長官:ソーシャルメディアの使い過ぎは心の健康に害がある

(2023年5月28日)
 ソーシャルメディアが米国の若者に害になると「懸念すべき理由」がある、米国の公衆衛生局長官は火曜日に勧告を発表し、10代から上の若者の大半が、オンラインのメディアサービスを常時利用していることに高まりつつある懸念を上書きするような勧告を出した。
 ビベク・マーシー公衆衛生局長官が出した勧告の中で、10代以降の若者にソーシャルメディアがもたらすメリットの一つとして挙げたのは、性的少数者(LGBTQ)や障害者が互いにやり取りし、連帯感を維持できることだ。その一方で同長官は、オンラインで過ごす時間が長くなるにつれて潜在的リスクが高まる、と指摘した。 →続き

クリントン氏がFBIをトランプ氏のロシア共謀説に誘導

(2023年5月27日)
 ヒラリー・クリントン氏がドナルド・トランプ氏に大統領選挙で敗れてから約7年後に発表された報告書は、トランプ氏がロシア人と共謀していたという物語を作る上で、クリントン陣営が顕著な役割を果たしたことについての詳細を述べている。
 ジョン・ダーラム特別検察官が最近発表した306ページの報告書によると、虚偽だと判明したクリントン陣営による調査内容の一部が、トランプ陣営に対する数年にわたる捜査を開始するために利用されたという。 →続き

FBIが政敵の攻撃-バイデン政権

(2023年5月24日)
 ダーラム特別検察官の報告書で、連邦捜査局(FBI)が未評価で根拠の弱い情報を基に、2016年大統領選のトランプ陣営への捜査を開始し、監視していたことが明らかになった。FBIの上層部はロシアの共謀を確信していたため、捜索令状を得るために、潔白であることを示す証拠には目をつぶり、ヒラリー・クリントン陣営とロシアのスパイ活動の脅威の可能性を信用した。あるFBI職員は、トランプ氏の側近らを盗聴するために、外国情報活動監視裁判所(FISC)に偽造した証拠を提出した。
 この職員は、この捜査が政治的な動機によるものであることを理解していた。 →続き