米国内


元日テロ、国境開放が一因か トランプ氏らがバイデン政権を非難

(2025年1月6日)
 ドナルド・トランプ次期大統領は以前から、バイデン政権が米国内でのイスラム主義者のテロから国を守るための対策を講じていないと警告してきたが、トランプ氏の支持者らは、ニューオーリンズとラスベガスで元日に起きたテロがその点を強く印象づけたと主張している。
 トランプ氏と支持者らは、「イスラム国」(IS)に感化されたテロリストによって歩行者14人が殺害されたのは、バイデン大統領の国境開放政策と弱いリーダーシップのせいだと非難した。さらに、バイデン政権が白人ナショナリストや宗教団体、教育委員会の会合で声を上げる親たちの調査に力を入れていると非難した。 →続き

トランス女子選手編入に慎重な大学 「潮目が変わった」指摘も

(2025年1月5日)
 民主党が強い州の大学でさえ、女子チームでトランスジェンダー選手をプレーさせることに慎重になっている。サディ・シュライナーさんは身をもってこれを体験した。
 全米大学体育協会(NCAA)ディビジョン3の大学女子陸上で短距離走者として活躍する生物学的男性のシュライナーさんは、今年ディビジョン1への編入を目指したが、ニューヨークのロチェスター工科大学でオールアメリカンの栄誉を2度獲得したにもかかわらず、拒否されたり、無視されたりした。 →続き

ディズニー・パリ五輪に「意識高すぎ」賞 過度の多様性を揶揄

(2025年1月1日)
 ディズニー、ハーバード大学、パリ五輪は、2024年の「ワースト・オブ・ザ・ウォーク(最悪のウォーク、意識高すぎ)」賞を受賞した。これは、企業や組織による「マスコミで大きく取り上げられた不埒で行き過ぎたウォーク(差別などの社会問題に過敏)な出来事」に対して贈られる、不名誉な賞だ。
 社会的な不寛容を監視する無党派の非営利団体「ニュー・トレランス・キャンペーン」によるこの賞は、今回で4回となり、ハーレーダビッドソン、コロンビア、スーパーボウルLVIIIも受賞した。 →続き

レーガンとトランプの勝利の類似点

(2024年12月31日)
 ロナルド・レーガン元大統領とドナルド・トランプ次期大統領の間には類似点がある。あるアナリストはそう考えている。
 政治スピーチライターであり、熟年米市民協会が発行するAMACニュースラインのコラムニストでもあるアンドリュー・シャーリー氏は、「暦が2025年に変わろうとしている今、国民は新しい年とそれがもたらすかもしれないあらゆる機会を心待ちにし始めている。1世代前のロナルド・レーガン大統領の地滑り的勝利のように、ドナルド・トランプ次期大統領の歴史的な政治的カムバックは、国民にとって希望の新時代の到来を告げるものだ。トランプ前政権以降初めて、この国は未来に対して楽観的になっているようだ」と強調した。 →続き

マスク氏「軽蔑すべき愚か者」 専門技術者ビザ巡ってトランプ支持者と衝突

(2024年12月30日)
 トランプ次期政権で経費削減を担当するイーロン・マスク、ビベック・ラマスワミ両氏は、ハイテク業界での外国人労働者利用を支持したことで保守派から非難を浴びている。
 両氏は、トランプ氏の非公式な政府効率化部門を率いることになるが、彼らが経営するハイテク企業が機能するためには外国から労働者を取り込むする必要があると主張し、(専門技術者を対象とする)H-1Bビザの使用を擁護した。 →続き

殺人犯に同情示すリベラル派

(2024年12月29日)
 最近の世論調査によると、リベラルな有権者はユナイテッドヘルスケアのCEOであるブライアン・トンプソン氏を射殺したとされる若者に同情的であることが分かった。第一級殺人罪に問われているルイジ・マンジョーネ被告は、ニューヨークへ移送される。
 18日に発表されたユーガブの調査によると、「非常にリベラル」と分類される人々の47%がマンジョーネ被告に好意的な意見を持っている。 →続き