米国内


大統領選間近、憲法の基礎的知識欠く国民

(2024年9月22日)
 憲法記念日を前に実施された毎年恒例の調査によると、大半の米国人は11月の選挙を前に憲法上の権利についてほとんど知らないことが分かった。
 ペンシルベニア州のアネンバーグ公共政策センターは、1590人の成人を対象としたオンライン調査で、憲法修正第1条が信教の自由を保障することを知っているのはわずか39%であり、報道の自由を保障すると認識しているのはわずか29%であることが判明した。 →続き

トランプ夫人がFBIを非難 機密文書巡る家宅捜索で

(2024年9月17日)
 メラニア・トランプ前大統領夫人は14日、2022年に連邦捜査局(FBI)がフロリダ州の自宅マール・ア・ラーゴを家宅捜索したことを非難し、この捜索は 「すべての国民への警告」となるべきだと訴えた。
 メラニア氏は、自身の新しい回顧録「メラニア(Melania)」を宣伝するX(旧ツイッター)への投稿で、家宅捜索を振り返った。動画には、政府による理不尽な捜索や押収から人々を守る憲法修正第4条の画像が挿入されていた。 →続き

映画「レーガン」が好調 評論家には不評

(2024年9月11日)
 新作伝記映画「レーガン(Reagan)」の興行成績が好調だ。調査会社シネマスコアによる観客評価で「A」を獲得したが、ほとんどの映画評論家からは理想化された聖人伝と厳しい評価が下された。
 保守的な業界ウオッチャーによれば、これは、評論家らがダブルスタンダードを持っていて、観客の評価が高くても、右寄りのコンテンツに否定的だからだという。これらの評論家らは、2016年のバラク・オバマ元大統領の伝記映画「サウスサイドであなたと(Southside with You)」を絶賛していた。 →続き

トランプ氏、アフガン・テロ犠牲者追悼巡りハリス氏を非難

(2024年9月6日)
 共和党大統領候補、トランプ前大統領の陣営は1日、同氏をアーリントン国立墓地に招待したゴールドスター(米軍の勲章)を持つ兵士の遺族らによる声明を発表した。遺族らは声明でトランプ氏を擁護し、ハリス副大統領こそが戦死した米兵を政治利用していると主張した。
 2021年、アフガニスタンからの米軍撤退の混乱の中、自爆テロで米兵13人が犠牲になった。声明は、当時のバイデン政権の対応の責任をハリス副大統領に負わせようとするトランプ氏による長期戦の一環だ。 →続き

大統領の真の姿伝える新作映画「レーガン」

(2024年9月5日)
 保守系の高等教育サイト「カレッジ・フィックス(TheCollegeFix.com)」の編集者ジェニファー・カバニーさんは、「なぜ保守派なのかと聞かれると、私はよくこう答える。『ロナルド・レーガン(大統領)と(保守系のラジオ司会者)ラッシュ・リンボーを見て育ったからだ』と。1980年代に共和党支持の家庭で育った私は、レーガン大統領と、彼が米国の家庭や中小企業に負担を強いる税制や規制を撤廃したこと、また冷戦を終結させ、共産主義を打ち負かすことに成功した自由の戦士であったことへの感謝を目の当たりにし、学んできた」と書いた。
 このサイトでは、保守的な価値観と政治を中心に、大学生による活発で独創的な議論が交わされている。カバニーさん→続き

トランスジェンダーの権利、最高裁で審理へ

(2024年9月1日)
 各州は最高裁判所に対し、トランスジェンダーの権利に関して下級裁判所を指導するよう圧力をかけている。
 トランスジェンダーの人々が関与する三つの争議が法廷に持ち込まれており、そのうちの少なくとも一つ、未成年者への性転換治療の禁止が10月から始まる会期中に審議される予定となっている。 →続き