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韓国で北朝鮮問題への新たなアプローチ求める声

(2023年4月26日)
 【ソウル】一触即発の朝鮮半島では、核兵器使用のハードルが下がり、地域的な軍拡競争が進行し、外交が機能せず、情報交換もない中、多くの課題に直面している。
 ロシアとウクライナの戦争は、北朝鮮に外交的・経済的孤立を脱する新たな機会を与え、米韓同盟70周年を祝うとみられるワシントンへの公式訪問を控えた韓国の尹錫悦大統領にさらなるプレッシャーを与えている。 →続き

コロナ封鎖緩和後も無力感-精神科医ら警告

(2023年4月25日)
 精神衛生の専門家らは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う封鎖措置にさらされた国民に薬物・アルコール中毒患者によく使われる治療を施すことを呼びかけている。1960年代に「学習性無力感」と名付けられた、急激な変化に対応できなくなる症状への治療法だ。
 米心理学学会の精神科医トマス・プランテ氏は、「学習性無力感になると、有効である可能性のある対処法をあきらめ、放棄し、支援や安心感を他者に求めるなくなる」と指摘、「孤独、うつによって、薬物中毒のような逃避行動が増え、不安やうつのような症状が増える。死んだほうがいいと感じるようになることもある」と警告している。 →続き

バイデン氏は、選挙活動ではなく「地下室」に戻ることで再選を望んでいる

(2023年4月23日)
 バイデン大統領は、再選戦略を検討する中で、「控えめの方が効果大」というアプローチにこだわる気配を見せている。
 バイデン氏は、「地下室戦略」と呼ばれるように、2020年の大統領選では目立たないようにした。パンデミックによる都市閉鎖の期間中にデラウェア州の自宅にこもることで、トランプ前大統領が政治的な酸素を吸い尽くし、最終的に自ら破滅を招くようにした。 →続き

中国が新型の極超音速兵器試射 米の流出機密文書に記載、台湾有事に米軍無力化も

(2023年4月22日)
 2月に公表された国防総省の内部文書には、中国が新しい極超音速ミサイルの試験発射を行ったことが詳細に記されており、米軍のアナリストは、将来の紛争で陸上と海上への長距離攻撃に使用されると考えていることが明らかになった。
 この文書は、統合参謀本部が作成し、オースティン国防長官とミリー統合参謀本部議長に提出したもので、空軍州兵が数カ月間にわたってリークした機密文書の一部。 →続き

教会にスパイ、FBIは反宗教的・反米的

(2023年4月20日)
 かつて米国では、キリスト教会に敬意が払われていた。ところが今、公的機関の中には、教会を疑いの目で見る人たちがいる。連邦捜査局(FBI)は、建国以来、先人たちと同じように信仰を実践する自由を希求してきた信徒らを捜査対象とする「機会」を探し求めている。これは許し難い反米主義であり、FBIの幹部を一掃する必要がある。
 FBIは憲法で定められた信教の自由を軽視してきた。FBIのこのような姿勢が改めて注目される出来事があった。10日の下院司法委員会で、バージニア州リッチモンドにあるカトリックの伝統を重んじる「聖ピオ十世会」に属する教会で「盗聴と情報収集のための新しい手段」(要するに、スパイを潜入させる)を実行する構想に関する詳細が新たに→続き

コロナは研究所から2度流出、感染初期の株を解析-米上院報告

(2023年4月19日)
 新型コロナウイルスの発生源に関する米上院の報告書が公表され、中国の研究所から別々のタイミングで2度流出した可能性があるとの見方を示した。2月にも米エネルギー省が「中国の研究所」からの流出の可能性を指摘したばかり。
 報告は、動物からの感染、研究所からの流出の可能性を比較検討する1年半にわたる調査をまとめたもので、医師のマーシャル上院議員(共和)が17日に公表した。証拠から、感染は2019年10月中旬の研究所関連の事例によって引き起こされた可能性が高いとしている。 →続き