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下院共和党、エネルギー法案を可決へ

(2023年4月6日)
 下院共和党は、民主党議員の支持を得て、大規模なエネルギー法案を可決しようとしている。これによって、上院民主党とバイデン大統領に対する影響力は強まると共和党議員らは述べている。
 下院は30日に「エネルギーコスト低減法案」を可決する見込みだ。この法案はHR1と呼ばれ、長年共和党が優先してきた数十の項目を含む広範囲な法案で、化石燃料生産の促進や新規プロジェクトの迅速な承認により家庭のエネルギーコストを低減させることを目的としている。 →続き

都市封鎖は正しかったのか-新型コロナ

(2023年4月5日)
 多くの人々が新型コロナウイルスの経験を記憶の彼方に追いやろうとしているのも無理はない。何が正しくて何が間違っていたのかを明らかにしようとすると、今や神話に近い人物となっている多くの人々が恥をかくことになるだろう。
 それでも、けじめは必要だ。私たちの安全を守り、新型コロナの蔓延(まんえん)を防ぐ責任を負っている人々は、多くの間違いを犯し、私たちの期待する成果を出せなかった。調査が必要であり、それは、単に成果を誇示するためではなく、新型コロナのようなものが再び、出現したときに備えておくべきだと考えるからだ。 →続き

米国防長官、アフガン撤収の混乱「後悔ない」

(2023年4月4日)
 ロイド・オースティン国防長官は議員らを前に、アフガニスタンからの米軍撤収の方法について「後悔はない」と述べた。米軍撤収後、米国が支援していた政府がすぐに崩壊し、2021年8月にハミド・カルザイ国際空港で自爆テロが起き、米軍13人とアフガンの民間人少なくとも170人が死亡した。
 下院軍事委員会の共和党議員らは29日、国防総省の2024会計年度予算を審査する公聴会で、国防長官を厳しく批判した。アフガンに派遣されたことのあるジム・バンクス議員(インディアナ州)は、反政府勢力タリバンによる首都カブール占領で混乱に陥った撤収についてオースティン氏に迫った。 →続き

生物学的男子の女子スポーツ参加を法律で禁じる州が拡大

(2023年4月3日)
 米ワイオミング州のマーク・ゴードン知事は、生物学的男子を学校女子スポーツから締め出す法案の成立を自らの署名なしで認めたが、喜んではいない。
 共和党のゴードン知事は、上院法案0133が「過度に厳格」であることを懸念しているという。約9万1000人の生徒がいる同州でトランスジェンダー選手として知られているのは4人だけで、知事はこの法案を問題を探すための解決策だと述べている。 →続き

ロシアの原油離れ欧州で加速、米国へのシフト進む

(2023年4月2日)
 ロシアのウクライナ侵攻を受けて、欧州の米国産原油へのシフトが進んでいる。侵攻に制裁を科す欧米に対してロシアは、エネルギー大国としての地位を武器に対抗しようとしたが、思うように進んでいないようだ。
 ロシア政府の最新の発表によると、原油需要減のため6月まで生産量を5%削減する。報道によると、今年初めの2カ月間のエネルギー販売による政府収入は、前年の同時期の半分、歳出はウクライナ侵攻で50%増加している。 →続き

米国は学校閉鎖で子供より大人を優先

(2023年4月1日)
 米国は、新型コロナウイルスによるパンデミック時に学校を閉鎖した際、学習の損失がもたらす悪影響を評価せず、政治指導者たちがバーやスポーツジムの再開に動いていたにもかかわらず、子供たちを教室に戻すことについて欧州に後れを取ったと専門家が28日に下院で証言した。
 カリフォルニア州の疫学コンサルタントで開業医のトレーシー・ベス・フー博士は、子供たちの学力低下、欠席率の上昇、高等教育を受ける学生の減少などの結果について、「われわれの生涯における最悪の公衆衛生上の決定」だったと述べた。 →続き