国際


AIの脆弱性がサイバー攻撃拍車、英機関が警告

(2023年9月5日)
 人工知能(AI)ツールの急速な普及によって、世界中で新たなセキュリティー上の懸念が生じている。
 英国家サイバー・セキュリティー・センター(NCSC)は、チャットGPTのような一般的なAIツールをサポートする大規模言語モデル(LLM)がサイバー攻撃に利用される可能性があるとして、その使用に警告を発している。 →続き

月でのマナーに留意を

(2023年9月2日)
 宇宙開発競争が再び熱を帯びてきており、主要な競争国は優位に立とうとすでにしのぎを削っている。ロシアと中国は、その攻撃的な振る舞いを月に持ち込む構えだ。地球外への願望を持つどちらの国も、そこでの関係を規定する国際協定に署名する気はないからだ。月を探査する者たちは、大変なトラブルに巻き込まれるかもしれない。
 この二つの大陸大国の間に生まれた協力関係は、互いの軍事的冒険主義を黙認することを特徴としている。これは現在、ロシアがウクライナを吸収しようとしていることや、中国が台湾を併合する準備を進めていることに現れている。2021年、隣国である両国が「国際月研究ステーション」と名付けられた共同月面基地を建設することで合意したのも当然だろう。→続き

止まらない中国核増強-米戦略軍司令官

(2023年8月23日)
 コットン米戦略軍司令官(空軍大将)は16日、中国の急速な核戦力増強は依然、続いており、中国がロシアと共に米国の核抑止力にとって二重の脅威となっていると述べた。
 戦略軍は2018年に中国の核戦力の「ブレイクアウト(急増)」の見通しを発表していたが、コットン氏は記者団に対し、中国はこの見通しに沿うように核戦力の「構築」を進めていると指摘、ミサイル、潜水艦、爆撃機を含む中国の新しい戦略兵器の配備を懸念していると述べた。 →続き

中国がAI規制、共産主義体制への奉仕義務付け

(2023年8月21日)
 中国は15日、人工知能(AI)サービス企業に対し、共産主義体制を支持し、技術が国家権力を破壊することを防止するよう求める新たな暫定規則を施行した。
 この規則は、中国の習近平国家主席の下で、安全保障の強化が重視されていることを示すもので、技術や情報が共産党の支配に対する脅威にならないよう規制するものだ。 →続き

米議員、中露海軍を非難 アラスカ近海で合同パトロール

(2023年8月16日)
 中国とロシアの海軍が最近、アラスカ沖の海域に軍艦11隻を派遣したことを受け、アラスカ州選出の上院議員は中露による「侵略」と非難した。
 米防衛当局者は、米海軍が4隻の駆逐艦と魚雷を装備したP8哨戒機を派遣、中露の軍艦を追跡したと述べた。これら軍艦は、日本近海で合同軍事演習を行ったばかりだ。 →続き

麻生氏、台湾防衛で「戦う覚悟」 中国は反発

(2023年8月15日)
 【ソウル】中国が台湾に対して軍事的な動きを見せた場合、日本はどう対応するかという、恐らく今日の日本の外交政策でも特に差し迫った問題に関して、発言と現実とが大きくかけ離れている。
 日本の保守派の国会議員らは、台湾防衛に積極的に取り組むことを要求しているが、政府高官はあまり積極的でない。 →続き