国際

バイデン氏の無策と中国の悪意
(2023年8月12日)
中国の米国に対する影に隠れた敵意は見逃せない。しかしバイデン大統領は、あたかもこのアジアの巨人が、『アメリカン・ニンジャ・ウォリアー』(日本のテレビ番組『SASUKE』の米国版)に出てくる俊敏なライバルの地政学版にすぎないかのように振る舞っている。
バイデン氏が中国の意図をより明確に把握しない限り、米国は後れを取ることになりかねない。 →続き
バイデン氏が中国の意図をより明確に把握しない限り、米国は後れを取ることになりかねない。 →続き

ロシア国防相が訪朝、弾薬不足で支援要請か
(2023年8月3日)
【ソウル】ロシアのショイグ国防相が先週、異例の北朝鮮訪問を行ったのは、同盟関係が良好だからではなく、ウクライナでの戦争に対してロシア政府内で悲観的な見方が強まってからだと米政府高官らは指摘した。
一方、中国は北朝鮮に対し慎重な姿勢を取り、北朝鮮の朝鮮戦争終結70周年を祝うために低レベルの代表団を派遣した。中国はそれ以来、「パートナー」国のロシアに武器を提供しないという方針を強めている。 →続き
一方、中国は北朝鮮に対し慎重な姿勢を取り、北朝鮮の朝鮮戦争終結70周年を祝うために低レベルの代表団を派遣した。中国はそれ以来、「パートナー」国のロシアに武器を提供しないという方針を強めている。 →続き

ニジェールでクーデター、米国は周辺地域への影響懸念
(2023年8月1日)
ニジェールの混乱と政変は、米国の敵対勢力に大きなチャンスを与え、アフリカ全域での米国のテロ対策任務を危うくする可能性がある。首都ニアメーで展開中の軍事クーデターに西側はなす術がなく、バイデン政権には選択肢がほとんどない。
テキサス州ほどの大きさのアフリカ中央部のこの国は、米国ではあまり知られておらず、政策議論が行われることもない。だが、アフリカ大陸での影響力と同盟国をめぐる大国の戦略では非常に大きな役割を果たしている。選挙で選出されたモハメド・バズム大統領が解任されたとみられ、これが、この地域での米国など西側諸国の利益にならないことは間違いない。 →続き
テキサス州ほどの大きさのアフリカ中央部のこの国は、米国ではあまり知られておらず、政策議論が行われることもない。だが、アフリカ大陸での影響力と同盟国をめぐる大国の戦略では非常に大きな役割を果たしている。選挙で選出されたモハメド・バズム大統領が解任されたとみられ、これが、この地域での米国など西側諸国の利益にならないことは間違いない。 →続き

戦争の現実が阻むウクライナの反転攻勢
(2023年7月30日)
ウクライナがロシアの侵略者を撃退する決定的な作戦は、今夏の軍事的大成功、ゲームチェンジャーになると思われた。
しかし、広く期待されていたウクライナの反転攻勢は、せいぜいのろのろの前進であり、目に見える進展はほとんどない。 →続き
しかし、広く期待されていたウクライナの反転攻勢は、せいぜいのろのろの前進であり、目に見える進展はほとんどない。 →続き

米インド太平洋軍司令官「中国の台湾侵攻は失敗する」
(2023年7月27日)
中国による台湾攻撃の脅威が増す中、米インド太平洋軍のジョン・アキリーノ司令官は18日、米軍は中国による台湾への軍事侵攻を阻止する自信があると述べた。
台湾有事阻止の任務に当たるアキリーノ氏はまた、安全保障に関する会議で、現時点では台湾海峡で戦争が勃発した際に必要なすべての軍備がそろっているわけではないとも語った。 →続き
台湾有事阻止の任務に当たるアキリーノ氏はまた、安全保障に関する会議で、現時点では台湾海峡で戦争が勃発した際に必要なすべての軍備がそろっているわけではないとも語った。 →続き

CIA長官、中国でスパイ一斉摘発認める 一部は処刑も
(2023年7月25日)
中央情報局(CIA)は、10年以上前に中国で壊滅的な打撃を受けたスパイネットワークの再建に取り組んでいる。バーンズ長官が20日、明らかにした。
コロラド州で開催された安全保障フォーラムで講演したバーンズ氏は、2010年に始まったと米当局が発表している、中国人などの情報員の喪失について質問され、CIA職員による裏切り行為と秘密通信システムの問題が重なったことが原因であることを明らかにした。 →続き
コロラド州で開催された安全保障フォーラムで講演したバーンズ氏は、2010年に始まったと米当局が発表している、中国人などの情報員の喪失について質問され、CIA職員による裏切り行為と秘密通信システムの問題が重なったことが原因であることを明らかにした。 →続き

ペンス氏、ウクライナ支援の継続訴え
(2023年7月20日)
ペンス前副大統領は、混戦模様の2024年米共和党大統領予備選に割って入ろうとしているが、米国が将来、世界的紛争に軍を派遣しなくて済むようにする一つの方法は、ロシアの侵攻を受けたウクライナへの軍事的・経済的支援を継続することだと主張している。共和党内では、ウクライナ支援への反対が根強い。
ペンス氏は、伝統的な保守派と、戦争にうんざりしている「米国を再び偉大な国に(MAGA)」運動のメンバーとの橋渡し役となることを目指している。MAGA支持者らは、連邦政府が国内の課題にもっと集中することを求めている。 →続き
ペンス氏は、伝統的な保守派と、戦争にうんざりしている「米国を再び偉大な国に(MAGA)」運動のメンバーとの橋渡し役となることを目指している。MAGA支持者らは、連邦政府が国内の課題にもっと集中することを求めている。 →続き