トランプ政権、先端技術開発で新指針「米国のリーダーシップを確保」

(2025年9月30日)
 24日にすべての連邦政府機関に送付されたホワイトハウスの覚書によると、トランプ大統領は人工知能(AI)や量子通信などの先端技術の開発を促進するための新政策を採択した。
 覚書は行政管理予算局(OMB)のラッセル・ボート局長と科学技術政策局のマイケル・クラツィオス局長が作成したもので、米国の科学技術開発を推進する力は世界最強であり、それを維持する必要があると強調している。 →続き

米宇宙軍、誤認による中国との宇宙戦争勃発を懸念

(2025年9月29日)
 米宇宙軍の情報当局者は今月下旬、中国との宇宙空間での衝突の危険性について、大きな懸念を示した。宇宙での試験や事故などが、一気に宇宙空間に大量のデブリ(宇宙ごみ)を生む大規模な戦闘に発展し、宇宙の利用そのものが深刻な打撃を受けかねないからだ。
 宇宙軍の情報担当宇宙作戦副部長のブライアン・シダリ准将は、米空軍・宇宙軍協会が主催する「航空・宇宙・サイバー会議」で、「最大の懸念の一つは、意図しないエスカレーションが宇宙空間での大規模な衝突につながる可能性があることだ」と述べた。 →続き

上院議員、ロマンス詐欺防止強化を出会い系サービスに要請

(2025年9月28日)
 米国の上院議員2人が、ティンダー、アウアタイムなど人気の出会い系サービスを運営するマッチ・グループに出会い系詐欺に関する質問への回答を強く求めている。
 24日にマッチ・グループのCEO、スペンサー・ラスコフ氏に宛てた書簡で、マギー・ハサン(民主党、ニューハンプシャー州)、マーシャ・ブラックバーン(共和党、テネシー州)両上院議員は、同社のアルゴリズム、詐欺防止ポリシー、詐欺被害に遭わないための手順について、8項目の情報を求めた。 →続き

トランプ氏、国連演説で西洋的価値観の崩壊を警告

(2025年9月27日)
 トランプ大統領は西側社会を搾取するグローバリストにうんざりしている。23日、国連総会で演説した同氏は、世界の指導者たちに失われた偉大さを取り戻すためのロードマップを示した。
 同氏は国境開放と気候変動信仰にとらわれた欧州の民主主義諸国に対し、あらゆる警告を発した。「移民問題と自殺的なエネルギー思想の両方が、西欧の死をもたらす。直ちに手を打たなければ、この状況は持続不可能だ」と述べた。 →続き

漫画「ワンピース」の海賊旗、世界で抗議のシンボルに

(2025年9月26日)
 フランスからネパールまで、抗議デモ参加者たちは共通のシンボルを使っている。日本の長寿コミック「ワンピース」の海賊旗だ。
 1997年から出版されているこのシリーズでは、自由と戦う海賊集団の冒険と、暴君、「世界政府」の軍隊や情報部隊など、さまざまな敵との闘いが繰り広げられる。 →続き

トランプ政権の教育再編で対応に追われる大学

(2025年9月25日)
 米国内の大学は、秋学期が本格的に始まる中、トランプ政権の高等教育改革に対応しようと躍起になっているが、関係者の多くは失敗すると予想している。
 高等教育業界誌「インサイド・ハイアー・エド」と市場分析会社「ハノーバー・リサーチ」が先週発表した全国調査によると、478の大学の教務担当副学長のうち56%が、トランプ大統領が1月に復帰してからの6カ月間で、連邦政府からの資金援助が減少したと報告している。 →続き

殺害されたC.カーク氏の妻、暗殺者を「許す」

(2025年9月23日)
 殺害された保守活動家チャーリー・カーク氏の妻エリカ・カークさんは21日、夫を殺害した男を許すと追悼式で述べ、人々を驚かせた。
 真っ白な服を着て涙をこらえていたエリカさんは、イエスが十字架で亡くなったとき、「父よ、彼らをお赦しください。彼らは自分が何をしているのか知らないのです」と祈ったことに触れた。 →続き

ロシアの欧州領空侵犯相次ぐ 空港へのサイバー攻撃にも関与か

(2025年9月22日)
 ドイツとスウェーデンが21日、バルト海上空を飛行中のロシアの偵察機を監視するため、戦闘機を緊急発進させたことが報じられた。この偵察機は、無線による交信に応じず、飛行経路も明らかにしていなかった。ロシアはこれまでにも同様の飛行を行っており、北大西洋条約機構(NATO)加盟国は、NATOの反応を試す挑発行為とみて警戒を強めている。
 両国の当局者によると、ロシア機は飛行中ずっと国際空域に留まり、敵対行動には至らなかった。しかし欧州では週末に、空港を標的としたサイバー攻撃が起きたばかりだ。安全保障の専門家らは、この攻撃がロシア政府とその代理組織によるものである可能性を指摘した。また、ロシアの戦闘機がエストニア領空を侵犯したとされる事件(→続き