中絶反対グループがトランプ氏再選を祝福

(2024年11月7日)
 「ドナルド・トランプ大統領の2024年大統領選挙での勝利を祝福する。ハリス副大統領の敗北は、彼女が選挙戦の中心に据えた極端な中絶アジェンダに対する明確な拒絶を意味する」-人工中絶に反対する「マーチ・フォー・ライフ(生命のための行進)」のジーン・マンシーニ会長。
 マンシーニ氏はワシントン・タイムズへの声明で「潤沢な資金を投入し、中絶推進のストーリーを展開しようとする取り組みがあるが、それでも米国民の10人に7人は、中絶の大幅な制限を望んでいる。ハリス/ウォルズの綱領は、赤ちゃんが痛みを感じ、子宮の外で生き延びることができるようになった後であっても、どのような理由であっても、そして納税者の負担で、どのような段階であっても中絶→続き

賭けに出る北朝鮮 米国の影響力は低下-ギングリッチ元下院議長

(2024年11月6日)
 北朝鮮の金正恩総書記による挑発的な行動がこのところ激化している。これによって、朝鮮半島が地球上で特に危険な場所になり、世界大戦型の紛争の火種となる可能性がある。今こそ米国は一線を引き、北朝鮮の独裁者に韓国への軍事攻撃は政権の即時終了を意味することを明確に示す時だ。
 ニュート・ギングリッチ元下院議長は5日、ワシントン・タイムズ財団主催のオンライン・フォーラム「ワシントン・ブリーフ」でこう語った。その上で、正恩氏は現在、「何かを失うリスクは比較的低い」と計算しており、そのため、自国周辺の地域や世界に対する影響を把握することなく、軍事的・地政学的に乱暴な賭けに出ようとしていると強調した。 →続き

中国、新型陸上攻撃ミサイル潜水艦を配備へ

(2024年11月5日)
 中国海軍は、巡航ミサイル原子力潜水艦(SSGN)3隻を新たに建造した。米国防当局者はこれについて、中国の攻撃型潜水艦計画が大きく前進したと指摘した。攻撃型原潜に詳しい国防当局者によると、新型攻撃型原潜「商3級」は現在、海上試験と認証を受けている。
 商3級の実戦配備は、今後1、2年以内とみられている。 →続き

ハリス氏は本当に不法滞在者の投票を望んでいる

(2024年11月4日)
 連邦最高裁判所は30日、不法滞在者として知られる外国人たちが11月5日の投票するのを阻止するために介入した。バージニア州は、連邦判事から1600人の不法滞在者の名前を有権者登録リストから削除したことを咎められたことに対し、緊急抗告を行った。この件は現在保留中であり、選挙後に解決される予定である。
 バージニア州のジェイソン・ミヤレス司法長官は下級審判決後の声明で、「不法投票者を排除することが決して違法であってはならない」と述べた。「しかし今日、バイデン・ハリス政権の司法省に促された裁判所は、大統領選挙のわずか数日前に、非市民の名前を有権者名簿に戻すようバージニア州に命じた」 →続き

新たなジェンダーギャップ:「男らしさ」で民主・共和間に差

(2024年11月2日)
 アーノルド・シュワルツェネッガー氏は映画「コマンドー」や「ターミネーター」で男らしさのモデルを示したが、調査によると、自身を男性と考える民主党員は公共放送PBSの「ミスター・ロジャースの隣人」のフレッド・ロジャースをまねるのが好きなようだ。
 調査会社ピュー・リサーチ・センターの最新の調査では、共和党の男性の53%が自分を「非常に男らしい」と考えているのに対し、民主党の男性はわずか29%であることが分かった。 →続き

トランプvsハリス 深まるジェンダーギャップ-米大統領選

(2024年11月1日)
 【グリーンベイ(ウィスコンシン州)】ドナルド・トランプ前大統領は、元ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)スター選手のブレット・ファーブ氏をこの選挙戦の激戦地での選挙キャンペーンに起用し、男性有権者に強くアピールした。
 共和党候補がニューヨークで、IT富豪のイーロン・マスク氏やプロレスラーのハルク・ホーガン氏と選挙キャンペーンを行った数日後、ファーブ氏はトランプ氏とともに集会のステージに立った。30日には、宇宙飛行士のパイオニア、バズ・オルドリン氏がトランプ氏を力強く支持した。 →続き

トランプ氏、今度はゴミ収集作業員に バイデン氏の「ゴミ」発言を攻撃

(2024年10月31日)
 【グリーンベイ(ウィスコンシン州)】「ある人にとってはゴミでも別の人にとっては宝」と言われるが、ドナルド・トランプ前大統領は30日、この言葉に新たな意味を与えた。
 バイデン大統領がトランプ氏の支持者は人間の「ゴミ」だと語った翌日、トランプ氏は飛行機から降りて、この中西部の激戦州をゴミ収集作業員のベストを着て歩いた。 →続き

トランプ氏「史上最高の4年間」へNYで大規模集会

(2024年10月30日)
 【ニューヨーク】ドナルド・トランプ前大統領は、米国を象徴する世界的な舞台で「米国を再び偉大に(Make America Great Again、MAGA)」ロードショーを行い、米政界最大のショーマンとしてのイメージを固めた。
 トランプ氏は重要な激戦州回りから一時離れて、豪華な支援者たちとともにニューヨーク州のマディソン・スクエア・ガーデンに集まった何千人もの人々に、選挙は「むかつく無能」の現状維持か「わが国史上最高の4年間」の幕開けかの厳しい選択だと語った。 →続き

トランプ、ハリス両氏、海外での米国の役割巡り対立

(2024年10月28日)
 現状維持の支持者にとっては、民主党候補の外交政策スタンスは心地よいだろう。ハリス副大統領は、過去3年半の間に下されたすべての重要な決定の場にいた。
 バイデン大統領はこう説明する。「副大統領として、彼女にできないことは一つもなかった。だから私は、外交政策から国内政策まで、あらゆる責任を彼女に委ねることができた」 →続き