「ミュンヘンの虐殺」のイスラエル人犠牲者を、49年後に初めて追悼した東京五輪の開会式

(2021年7月30日)

In this Sept. 5, 1972, file photo, a member of the Arab Commando group which seized members of the Israeli Olympic Team at their quarters at the Munich Olympic Village, appears with a hood over his face on the balcony of the village building where the commandos held members of the Israeli team hostage. (AP Photo/Kurt Strumpf, File)


 東京オリンピックの開会式は、1972年のミュンヘン五輪で殺害されたイスラエルのチームメンバーたちを追悼するという歴史を作った。

 「ミュンヘンの虐殺」として知られるようになった事件は、49年前、パレスチナ・テロリストグループに11人のアスリートとコーチが殺害されたもので、国立競技場で行われた五輪開会式で犠牲者のために黙祷を行った。イスラエルのナフタリ・ベネット首相は、次のように主催者を称賛した。

 「今日、五輪の歴史で初めて、ミュンヘン五輪の開会中にイスラエルを代表した11人のメンバーが暗殺されたことについて公式な追悼がなされた。この重要な歴史の瞬間に拍手を送りたい」。ベネット首相は付け加えた、「彼らへの追悼が祝福に転じますように!」

 米国議会のテッド・デッチ議員(フロリダ州選出、民主党)は自身のツイッターで、開会式での追悼について、「あの恐ろしい五輪史の悲劇を振り返るのに相応しい、歴史的だが遅すぎた瞬間だ」と表現した。イスラエル五輪委員会は国際五輪委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を高く評価した。

 
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