コロナ関連給付が中国・ロシアに流出?下院共和党が調査を要求
(2021年12月10日)

2021年7月29日(木)、ワシントンで行われたテキサス州での投票権に関する公聴会で発言する下院監視改革委員会のジェームズ・コーマー議員。(AP Photo/Jacquelyn Martin)
共和党の上級調査官らは月曜日、バイデン政権に対して、COVID-19大感染との関連で失業した米国市民に給付されるはずの血税が、如何なる経路で中国またはロシアのシンジケートに盗まれたかについて回答を要求した。
下院監視改革委員会で共和党トップのジェームズ・コーマー議員(ケンタッキー州)と、同委員会メンバーのスコット・フランクリン議員(フロリダ州)が主張する調査とは、もともとワシントンタイムズが報道した内容を後追いしたものだ。タイムズの報道では、大感染によって米国政府が給付した失業関連の資金のうち約1400億ドルが、中国、ロシアまたはそれ以外の国の支援を受けた詐欺シンジケートに流れたというものだ。
司法省の当局者は先月、議会への報告で、COVID-19関連の詐欺で被害総額約10億ドル相当の各種容疑について訴訟を起こしたことを明らかにした。しかしコーマー・フランクリン両議院が、リサ・モナコ司法省副長官に送った書簡では、さらに数千億ドル相当の被害が計上されていないと指摘した。
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