ハンター・バイデン氏のパソコンめぐり修理業者がシフ下院議員と報道機関を提訴
(2022年5月9日)
By Ramsey Touchberry – The Washington Times – Wednesday, May 4, 2022
ハンター・バイデン氏のノートパソコンの存在を明らかにしたデラウェア州のコンピューター修理工が、アダム・シフ下院議員(民主、カリフォルニア州)と三つの報道機関を訴え、虚偽の情報を流したために最終的に店を閉めざるを得なかったとして、少なくとも100万ドルを要求している。
ジョン・ポール・マック・アイザック氏(45)はニューヨーク・ポスト紙に対し、仕事と信頼を破壊したとして、シフ氏、CNN、ポリティコ、デイリー・ビーストを名誉毀損で提訴したことを明らかにした。ハンター氏は、アイザック氏の店に修理に出したノートパソコンを放棄していた。
ニューヨーク・ポストは2020年の選挙前に、ノートパソコンの内容について最初に報じたが、民主党はロシアの偽情報としてこの報道を否定した。共和党は、パソコンの内容から、父親のバイデン大統領がこれまで主張してきた以上にハンター氏のビジネスについて認識していたことがはっきりしたと主張している。
アイザック氏は訴えの中で、シフ氏がCNNで、ロシアは「中傷キャンペーン」を推進しているとうその発言をしたと主張している。また、数十人の元情報機関職員がこのニュースを「ロシアの偽情報」と判断していると報じたポリティコ、ノートパソコンを盗んだとアイザック氏を非難したデイリー・ビーストも標的にしている。
アイザック氏は以前、このノートパソコンに関するニューヨーク・ポストの記事を削除したとして、ツイッター社を提訴し、敗訴している。