台湾キリスト教徒に弾圧懸念、併合で「再教育」の標的に

(2022年8月16日)

2018年6月1日(金)撮影、中国中部河南省南陽市近郊の家の教会の外にある「恩寵」と書かれたキリスト教ポスターのそばに、色あせた中国の習近平主席の写真が写っている。毛沢東以来、中国で最も強力な指導者である習近平国家主席の下、国が宗教的復興を遂げているにもかかわらず、信者はその自由が劇的に縮小しているのを目の当たりにしている。専門家や活動家によると、習近平氏は権力を強化する中で、1982年に宗教の自由が中国憲法に明記されて以来、最も厳しい組織的なキリスト教弾圧を繰り広げているとのことだ。(AP写真/Ng Han Guan)

By Mark A. Kellner – The Washington Times – Friday, August 12, 2022

 中国が大規模な軍事演習を実施するなど、台湾併合へ圧力を強化していることを受けて専門家らは、中国が台湾占領に成功すれば、まずキリスト教徒が弾圧を受けることになると懸念を表明している。

 在米の福音派キリスト教会牧師ボブ・フー(傅希秋)氏は、「(台湾が占領されれば)キリスト教徒がまず最初に激しい攻撃を受ける。香港のキリスト教徒よりも激しい弾圧になる」と主張、駐仏中国大使が今月初め、テレビのインタビューで、併合されれば、台湾人を「再教育」すると語ったことを引き合いに出しながら、まず宗教が「再教育」の標的になるとの見方を示した。

 中国生まれのフー師は、1997年に宗教迫害を逃れて米国に移住、中国での信教の自由の推進を支援する「チャイナエイド」を創設した。

 台湾のキリスト教徒は100万人以下で、人口の約4%だが、政界への影響力は強いという。

 台湾長老派教会(PCT)は、19世紀に英国とカナダからの宣教師によって設立された。蒋介石の国民党政権下で迫害を受けたが、併合に反対する民進党との関係が深く、フー師は、PCTは「逮捕、殺害の第一の標的」になると警告した。

 また、台湾に4年半滞在したという宣教師は匿名で、共産党政権になれば「信教の自由に重大な影響が及ぶ」と指摘、「すべての宗教団体は政府機関に登録することを求められ、監視を受ける。指導者の任命も監視され、神学校での教育は共産主義思想に沿うよう監督を受ける」と述べた。

 レーガン政権で国防総省高官を務め、慈善団体「迫害されたキリスト教徒を救え」のフランク・ギャフニー会長はワシントン・タイムズに、中国で認められるのは習近平国家主席を崇拝する修正された宗教だけであり、「イエス・キリストを信じる台湾の人々は特に強い恐怖、迫害、略奪にさらされる」と警告した。

米海軍作戦部長のダリル・コードル提督は、2025年11月17日、東京訪問中に選ばれた記者団と会見した。(AP通信/マリ・ヤマグチ撮影)

海軍作戦部長、中東への戦力移動は中国抑止に影響

(2026年08月30日)
8月18日に撮影されたこのヴァントール衛星画像は、ヤゴン礁を捉えたもので、アナリストらは、約9マイル離れたアンテロープ礁における人民解放軍の軍事作戦を支援する可能性のある、中国の早期警戒レーダーの開発を示していると指摘している。(画像提供:衛星画像 ©2026 Vantor)

中国、西沙諸島に新たな軍事基地 米が強く非難

(2026年08月28日)
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(右)は、2026年8月13日(木)、千島列島最大の島である択禄島のクリリスクにある、ロシア英雄エドゥアルド・ノルポロフ記念中学校を訪問した。(ガヴリール・グリゴロフ、スプートニク、クレムリン・プール写真、AP通信経由)

ロシア、北方領土近くでミサイル試射 日本の対中防衛重視に影響も

(2026年08月24日)
新天地教会の指導者であるイ・マンヒ氏が、2026年6月24日(水)、韓国ソウルのソウル中央地方裁判所に到着した。(イ・ヨンファン/ニューシス提供、AP通信経由)

韓国の信教の自由攻撃に警鐘 韓日中活動家による反宗教「不浄な同盟」指摘も

(2026年08月23日)
2019年10月2日に低速シャッタースピードで撮影され、米空軍が提供したこの画像は、カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地で行われた非武装のミニットマン3大陸間弾道ミサイルの発射実験の様子を示している。スウェーデンのシンクタンクは2024年6月17日(月)、世界の核保有国9カ国は核兵器の近代化を続け、2023年には核抑止力への依存度をさらに高めるだろうと述べた。(JTアームストロング軍曹/米空軍提供、AP通信経由)

国防総省、中露の脅威受け核指針を見直し 抑止力を強化へ

(2026年08月22日)
2026年1月30日(金)、東京南部の海上自衛隊横須賀地区本部で、小泉進次郎防衛大臣が韓国の安徽博防衛大臣と会談後、報道陣の取材に応じた。(AP通信/ユージン・ホシコ撮影、資料写真)

太平洋諸国が連携強化 小泉防衛相が豪訪問、米は警戒

(2026年08月19日)
2025年2月18日、スカボロー礁上空で、中国軍のヘリコプターがフィリピン水産局(BFAR)の航空機に接近飛行している。(AP通信/ジョエル・カルピタン撮影)

中国、南シナ海で支配強化 米国務省が「安定損なう」と異例の非難

(2026年08月16日)
2026年2月12日木曜日、ブリュッセルのNATO本部で、ウクライナ防衛連絡グループの会合開始を待つエルブリッジ・コルビー米国防次官(政策担当)。(AP通信/ゲールト・ヴァンデン・ワインガート撮影)

米国防当局者、中国への「現実主義」政策を提示 静かな外交、抑止力を強化

(2026年08月14日)
第93ホロドニー・ヤール独立機械化旅団の報道部が提供したこの写真では、兵士たちが2026年8月4日火曜日、ウクライナのドネツク州クラマトルスク前線都市付近のロシア軍陣地に向けて、多連装ロケットシステムBM-21「グラード」を発射する準備をしている。(イリーナ・リバコワ/ウクライナ第93機械化旅団提供、AP通信経由)

対ウクライナ・米国戦争でロシア・イランが連携 兵器、情報を供与

(2026年08月08日)
2026年7月22日(水)、コンゴ共和国イトゥリ州ブニア総合病院のエボラ治療センターで、医療従事者が救急車を消毒している。(AP通信/ディロール・ロツィマ・ディウドネ撮影)

エボラ危機、中国がコンゴで影響力拡大 米国の支援減も影響

(2026年08月07日)
→その他のニュース