露、制裁で兵器製造に支障 ウクライナ侵攻で大量に消耗

(2022年9月12日)

2022年9月5日月曜日、ウクライナのスロビアンスクで、昨日のロシアの攻撃時にウクライナ赤十字社付近を襲った爆発によるクレーターの横を歩く人々。(AP Photo/Leo Correa)

By Mike Glenn – The Washington Times – Tuesday, September 6, 2022

 ロシア軍は、ウクライナ侵攻による装備の消耗が激しく、経済制裁によって西側からの電子部品などの輸入が困難になっていることから、ハイテク機器を含む兵器の調達に支障を来している。

 ジェームズタウン財団のロシア専門家、パベル・バエフ氏は、「侵攻開始から半年間の長距離ミサイルなどの消耗を、ロシアの軍需企業は十分に補う能力がない」と指摘した。

 ウクライナ政府によると、ロシア軍は侵攻開始後、2000両以上の戦車、4000両以上の装甲兵員輸送車を喪失している。

 専門家によると、西側からの制裁で兵器供給能力が低下し、とりわけ近代的な兵器に欠かせない西側からのハイテク部品の入手が困難になっている。ロシアは侵攻前、年間250両の戦車を製造していたが、米シンクタンク、ウィルソン・センターのマーク・グリーン所長は、ロシアの兵器生産能力が低下していると指摘、「制裁でハイテク部品などの入手が困難になり、自動車工場など軍事作戦に欠かせない工場が閉鎖されている」ことを明らかにした。

 米誌「フォーリン・ポリシー」は8月、ロシアが国内での兵器不足などから、アフリカ各国への売却を削減していると報じた。米当局者は同誌で「(ウクライナへの)装備の補給に重大な問題が生じている」との見方を示した。

 また、米国防・情報当局者らは6日、ロシアが北朝鮮に砲弾などの提供を求めていることを確認した。ロシアは既にイランと、「数百機」の無人機導入で合意している。

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